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ジャパビンモッドお客様発注壱号機完成!! その4

この記事は2008.10.10 Fridayに書かれたものです。(古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)
前回からの続きです。今回はFREEDOMのトーンシフトプレートについてのお話ですが、またまたFREEDOMさんのHPからの引用です。
(以下引用)
「音」というものは、「振動」です。つまり、どんな「振動」をするか?ということが、「音色」を決める重要な要素になってきます。
大きな鐘を叩くと「ゴーン」と低い音で鳴り、小さな鈴は「チリン」と高く澄んだ音を出す。これら鐘や鈴の音の高さや音色の違いは、その大きさや形状、また材料の違いにより、振動する際の特徴的な周波数(自由振動の固有振動数)や周波数毎の振幅の大きさの分布(振幅スペクトル)に差があるために生じます。
つまり、「音色」とは複雑に影響し合った「固有振動」の事である訳です。

弦楽器で音を出す際には、エレキ・アコースティックを問わず、下記のメカニズムが発生します。
.團奪ング(振動入力)→弦振動(一次振動体)→ネック・ボディー等の振動(二次振動体)
これは 銑の一方通行でなく、^聞瀋召阿法↓◆銑は「共振現象」や「フェイズ現象」を起こしお互いの振動に影響を与え合います。

つまり、ピッキング後すぐに弦は、△琉貅/尭飴の振動の仕方ではなくからの影響を受けた振動の仕方をする、「三次振動体」になるわけです。
エレクトリックGuitar/Bass楽器は、PUの磁界を磁性体の振動によって乱し、誘導電流を発生させ音を出す。つまり、最終的な「音色」はの影響を受けた、弦(磁性体)振動の仕方で決まります。そこに着眼したのが、「トーンシフトプレート」です。

最も大きな振動体である、ネックとボディー。その2つの振動体を接合するジョイント・プレートは、ネック、ボディーの振動の仕方に大きな影響を与えます。つまりネック・ジョイント・プレートの材質、質量を変えることで、弦の振動の仕方を変えて積極的にサウンドを変化させることが出来るのです。
そこで、私達は様々な材質のネック・ジョイント・プレートを開発することにより、積極的にサウンドをコントロールすることにいたしました。


SP-JP-01ブラス 2mm Chrome¥3,675 SP-JP-02ブラス 2mm Gold¥3,990
その響きが非常に音楽的であることは、管楽器、スネア等の様々な楽器で多用されている事からも実証済みのブラス。
通常のスティール製ネック・プレートに比べ、サウンドにより多くの倍音を付加し、まろやかで広がりのある芳醇なサウンドに変化します。


SP-JP-03ブラス 3mm Chrome¥3,675 SP-JP-04ブラス 3mm Gold¥3,990
通常の2倍の厚みを持たせ、プレートに大きな質量を持たせる事により、巻き弦の大きなピッキング・エネルギーを余すことなく受け止めますので、4〜6弦の巻き弦サウンドがくっきりと際立ちクリアーで太い低域サウンドを出します。また、剛性が上がることにより、飛躍的にサスティーンを向上させます。
(引用終わり)

引用ばかりですみません(苦笑)。要はコレを付けることにより、サスティーンが増し、倍音が付加されるというわけです。また厚い(3mm)方が低域がクリアーに出るとのことですが、今回コチラのギターのモディファイにも3mmを装着いたしました。確かに低域がスッキリまとまり、低〜高域までバランス良く出てくる感じです。ただし、これはギターとのマッチングやサウンドの好みというのも関係してきますので、いちがいにコチラを付けるとギターの性能が上がるというものではありません。今回の場合はお客様のご希望でしたが付けて正解だったと思いました。
このブログをご覧の方で、もしコレをお試しになりたいという方はFREEDOMさん曰く、まず3mmがオススメだそうです(違いが解り易いため)。

つづく

FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCHのHP
http://www.freedomcgr.com/
  • 2008.10.10 Friday
  • -

ジャパビンモッドお客様発注壱号機完成!! その3

この記事は2008.10.06 Mondayに書かれたものです。(古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)
というわけでまずはネック周りからモディファイの内容が決まっていったのですが、前述いたしました通り直接弦に触れるパーツは超重要ということで当然ブリッジ周りにもこだわるわけです。
そしてなるべくFENDER STRATOCASTERの外観は損なわない方が良いというお客様のご希望でしたので、いわゆる4点止めラージヘッド、トップビュレットなしのストラトなら当然ヴィンテージ・シンクロナイズドということで選んだのがコチラ、FREEDOM CGR製シンクロナイズド・トレモロ・ユニットです!コチラも当店ジャパビン・モッド参号機に載せているものです。
このユニットの素晴らしさはすでにFREEDOM CUSTOM GUITARで証明されておりますが、ここで私がとやかく言うより直接FREEDOMのサイトからコピペしてご紹介いたします。
ちなみに写真上は取り付け後、写真下は取り付け前のGRECOオリジナルユニットです。
(以下引用)
ギターの音色を決定する要素には、大まかに分けて幾つかのポイントがあります。
その中でも、弦振動をボディーに伝達するブリッジの「材質」「重量」は重要なポイントといえるでしょう。FreedomCGR製シンクロナイズド・トレモロ ユニットは、オールドのシンクロナイズド・トレモロの持つ「音質」の良さと、私達の求める「機能性」を融合させる事により生まれました。
先ず、オールドのオリジナル・シンクロの持つ「音色を再現」する為に、トレモロブリッジの音色を大きく左右するイナーシャブロックに「面取り加工」と「塗装処理を行わない」スティール製を採用し、「使用感を再現」する為に、弦間ピッチは「11.3mm」を採用しました。


また、「イナーシャブロックの弦止め部」を浅くして、プレイする際に重要になってくる
「テンション感を再現」しました。次に、機能性が重要になってくるブリッジ本体のベースプレートには、シンクロナイズド・トレモロが持つ「弦が切れ易い」という欠点を解消するべく、イナーシャブロックから弦を通し、ベースプレートから出てくる部分の穴の
エッジを部分的にテーパー加工し、弦が通常のブリッジよりも切れにくくしてあります。
また、「サドルの稼動域が狭い為に太いゲージの弦を張った時にオクターブの調整が出来ない」という欠点を解消するべく、ベースプレートのサドルが稼動する部分を広く取り、サドルの稼動域を広くしました。
これらの改良点より、FreedomCGR製シンクロナイズド・トレモロ ユニットは、音質はオールド・ライクでありながら、機能性は向上した物になっています。

(引用終わり)

そんなわけでいかがでしたでしょうか??もうすでにコレを装着した段階でカスタマイズしたネックとも相まってGRECOではありません(笑)。サスティーンとタッチ&レスポンスが驚くほど向上すると共に、ギター本来の鳴りに音楽的な奥行が出ます。
新品では決して出ることのないこの微妙な落ち着き感は、やはり木の経年変化(弾いてきた楽器)がその生鳴りにかなりのウエイトを占めている気がします。が、断定はいたしません(笑)。
当然のことながらユニットの位置は改めてスケール等を測定して装着します。

つづく

FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCHのHP
http://www.freedomcgr.com/
  • 2008.10.06 Monday
  • -

ジャパビンモッドお客様発注壱号機完成!! その2

この記事は2008.09.23 Tuesdayに書かれたものです。(古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)
         
お話させて頂き、まず最初にお客様が言われたことが指板浮きが治るかでした。
1弦側20〜21フレットあたりの指板のローズが少し浮き上がっていたのです。この手の修理に関してはやはり専門家に任せることになりますので、早速S氏にTELしたところ剥がして接着というよりは隙間を埋めて気にならなくさせる方が賢明と言われ一応そういう方向で決まりました。
というわけでまずはネックまわりのお話からさせて頂いたのですが、参考までに上の写真が修理前、下が修理後です。
         
ご覧の通り、他の箇所と違和感無く指板浮きが治りました。
またよく見るとお解かりかと思いますが、指板を現代的なややフラットなアールにし、フレットは太すぎないJIM DUNLOP6105に交換しました。コチラは当店参号機と同仕様(参号機はメイプル指板ですが)で、6105の硬度と幅高がややフラットなアールとマッチングし、カスタムギターのようなスムースなフィンガリングを生み出すのです。
さんざんコチラのブログでもお話しました通り、ギターはネックでサウンド(鳴り)や弾き心地が決まる為非常に重要です。当然フレット、ナット、ペグといった直接弦に触れるパーツは特に重要ですので、どのようなギターにしたいのかという全体的なイメージと照らし合わせながらお客様と話し合い、ナットやペグも決めていきます。
今回のお客様のイメージされているギターは「ジェフ・ベックの白いストラト」でした。ですので当然3シングルなのですが、外観的な部分も大切ということで本家USA FENDERのジェフ・ベックモデルのような機能性重視のウィルキンソン・ローラーナットの装着は控えたわけです。ただし、ペグに関してはグレコのロトマチックタイプが最初から付いていた為、スパーゼルのクロームをお勧めしました。
         

コチラがもともとグレコに付いていたペグです。30数年経ってますので白錆が付着しております。サテンフィニッシュではありません(笑)。

コチラが新たに装着したスパーゼルのクローム。丸く見えているのは弦をロックする為のものでコレを回すことにより弦がロックされて無駄に弦を巻かずに済みチューニングの狂いを抑えるというもの。本家のジェフ・ベックモデルにも付いてますね。こうして見るとオーラが出ています(笑)。



つづく
  • 2008.09.23 Tuesday
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ジャパビンモッドお客様発注壱号機完成!! その1

この記事は2008.09.20 Saturdayに書かれたものです。(古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)
8月の初め頃一本の電話がありました。
「御社のホームページでジャパンヴィンテージモッドというのを見たのですが、とても面白いと思いまして私もやってみたいなと…」
そのお客様はその後すぐにご来店されて、コチラの70年代製GRECO SE-700をお持ちになられました。しばらくギターを前にお話させて頂き、最終的に決まったモッドの内容は基本的にオリジナル(FENDER STRATOCASTER)に忠実にシンプルにギターのポテンシャルのみを向上させることでした。
その後何度か電話やメールでの打ち合わせを経て、最終的に全ての仕様が決まった段階でモディファイを担当してくれているRUNE GUITARに預けるのですが、ここでRUNE GUITARS氏について少しだけ…。

RUNE GUITARS氏はお世話になりはじめてからかれこれ5年以上になるのかな!??最近では当店スタッフ用のリペアセミナー等も引き受けてくれたり、某楽器店に長年勤務されていた関係か非常にプレイヤーサイドに立った良心的な仕事をしてくれて助かってます。
そんなS氏も当店のジャパンビンテージモッドは発想が面白いとご自身のブログで取り上げて下さったりしているのですが、今回は初めてのお客様注文分ということで、ギターの受け渡しの際には私もS氏もなんだか妙な笑みが顔に出てしまい、困りました(笑)。

とにかくそんな気合のこもった(?)モディファイですので良くならないわけがないというのは冗談ですが(笑)、当店のサンプル機(壱〜参号機)ですでにモディファイ後のポテンシャルが上がることは確認しておりますので、まあとにかく出来上がりが楽しみというわけでした。
そしてついにっ!!出来上がってまいりました〜〜!!!!ラブ
そんなわけで次回はコチラのギターのモディファイ内容を中心にお話いたします。


つづく


RUNE GUITAR HP http://www.runeguitar.com/
  • 2008.09.20 Saturday
  • -

自分に合った歪み系エフェクターを探す その4。

この記事は2008.07.20 Sundayに書かれたものです。(古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)
              
少しご無沙汰していたコチラのコーナーですが、続きです。
前回まではエフェクター単体で歪みを作り出す場合に、使う用途によるエフェクターの音色選択の重要性をお話したつもりでおります。それと若干かぶる部分もあるのですが、次は何処にも置いてあるようなアンプを使う場合の、プリアンプ代わりに歪み系エフェクターを使うポイントをお話したいと思います。その前にこれは決して歪み系エフェクターがプリアンプの代わりになるという意味ではなく、何処にでもあるアンプを使った場合のプリアンプの補助として歪み系エフェクターを使う、あるいは完全にアンプのプリアンプとして、プリアンプと呼ばれる歪み系エフェクターを使うという意味です。

では一般的にギタープリアンプとは何を指すかと申し上げますと、音色及び音質を作る機器となるかと思います。ではパワーアンプはどうかと申しますと、それらを増幅してスピーカーに信号を送る機器を指すのですが、では、プリアンプで作った歪みと歪み系エフェクターで作った歪みの違いとは何でしょうか??

そこでご想像頂きたいのですが、たとえばBOSS DS-1しか通らない信号をそのままギターアンプのパワーアンプ・イン(プリアンプをバイパスして直接パワーアンプに信号を送る)に突っ込んだとします。DS-1にはVOLUME、TONE、DIST(GAIN)を調整するツマミが付いています。しかしこれだけではギターのピックアップの信号をラインレベルまである程度持ち上げることは出来ても細かい音色設定がまったく出来なかったり、十分な歪みが得られなかったり、しかもノイズだらけと感じるはずです。それはDS-1自体がギターアンプのプリアンプ部に突っ込んで初めてその能力が発揮されるように設計されているのであり(DS-1自体で本来の音質を決めるものではない)、これは明らかに歪み系エフェクターと言えます。
このことからも解かる様に、逆に言えばプリアンプとは

1.TEREBLE、MID、BASS等の細かい音色設定が可能な上、トータル(マスター)ボリューム、歪み量が設定出来る。
2.アンプのパワーアンプ・インあるいは卓に直に信号を送ることを予め考えて設計されている為、ローノイズ。
3.もちろん、(プリアンプの)回路を通っただけでその機種独特の色、艶が出る。


ではないでしょうか??(ご存知の方には話が遠回しですみません。汗)つまり、歪みだけ考えれば歪み系エフェクターでプリアンプの役割を果たせそうなものですが、ギターの音色、音質全体を作るという意味ではやはり違う機器と認識した方がよい気がします。と申しますのもその1からずっと触れてきた様に、エレキギターはアンプと込みでひとつの楽器と捉えた場合、プリアンプの位置はかなり重要だからです。

そんなわけで、話を少し変えて、80年代に流行したラック式のエフェクターの中にはプログラムタイプのプリアンプも結構ありました。この考え方は現在もマルチエフェクターに活かされており、プリアンプの後にラック式の空間系エフェクターを繋げて(ループさせて)VHT等のパワーアンプに突っ込むのはある意味当時のステイタスでもありましたが、現在そのようなシステムを使われている方は非常に少なくなっているのも事実です。理由は90年代から出始めたオールハンドワイヤリングのブティックアンプの流行が関係しているのもあるのでしょうが(つまりアンプはアンプとしてそのまま使用する)、これだけの大きなシステムですと持ち運びに不便だったり、またエフェクターの世界でもビンテージが台頭、定着したのが理由かもしれません。

いずれにしても、やはりいつでも何処でも自分の音をキープして出したいというのはギタリストの夢ですし、マイアンプを持っていたとしても、何らかの事情でやむを得ず持参できない状況というのはよくお客様から相談を受けます。
何処にでもある、たとえばJC、TWIN REVERB、MARSHALL JCMでストレスなく普段のプレイが出来たならこれ以上よいことはありません。特にほとんどの人がおっしゃるのがJCで良い音が出せないものか…。これは本当によく話題に出ます。前回のエフェクター単体で歪みを作り出すと話が重なる部分もありますが、いわゆるプリアンプと言われる歪み系エフェクター、当店で人気のBADCAT 2TONEをJCのパワーアンプ・インに繋げた場合、そうでない場合を例に挙げて、次回はそのあたりについてお話したいと思います。続く…。

7月は神田店30周年記念セールです その6

この記事は2008.07.12 Saturdayに書かれたものです。(古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)
宮地楽器神田店 OPEN 30周年を迎えて (店長の回想その三)

 話をギター関係に戻してみますと1980年代に入ってからFENDER社も GIBSON社も原点回帰の動きが見られるようになりました。GIBSON社では”HERITAGE80”という1950年代のセンター2ピーストップ仕様のレスポールが生産され、FENDER社ではVINTAGE SERIESいわゆるビンスト/ビンテレが登場してきます。市場での反応はやはり良くいかにギタリストがオールドに憧れていたかを認識できる結果となったのです。それから約20年以上、この原点回帰の流れがずっと続いている訳ですが年々その仕様にこだわりが強くなってきています。どれだけ当時の新品の頃の仕様に近づけるかがギター作りのテーマになってきているように思います。特に最近のFENDER CUSTOM SHOPに関しては品質がすばらしく、まるで当時の新品を買っているかのような感覚さえ覚えます。このギターを20-30年弾き込んでいけば今のVINTAGE GUITARのような艶っぽい鳴りに成長していくんだろうなと思います。
 
 1990年代に入り、宮地楽器でも遅ればせながらUSAのGUITAR SHOWに参加してギターの買付を始めます。
そして今や宮地楽器のギターのラインアップからVINTAGEははずせない存在にまでなりました。VINTAGE GUITARの輸入を始めて思ったことはオリジナルパーツの欠損しているギターが思ったより多いことでした。消耗部品であるポットやジャックなどペグ、ピックアップに至るまで交換されているギターを所有しているプレイヤーがギターを手放すと市場にこういうギターが出回る訳ですが、日本人のお客様たちはオリジナルのパーツに戻したいという要望が非常に強いことが分りました。そこで宮地楽器でVINTAGE GUITAR PARTSを店頭で販売することにしたのです。普通、そういうオリジナルパーツは交換用にストックしておき、店では売り出さないポリシーのギターショップがほとんどでしたが、需要があるのであればやってみようということで販売を始めました。やはり当初はVINTAGE GUITARの知識が乏しく、お客様に教えられることばかりで恥をかくことが日常でしたが、10数年の年月が経ちどうにか皆様のご質問にも答えられるようになったのかなと思います。

 USAのGUITAR SHOWに買付けに出かけるようになって出会った新しいギターが”TOTEM GUITAR”です。2003年ころから正規の輸入販売店として店頭展示販売を行うようになりいままでに数十本ほどお客様に購入していただきました。同じく”THORN GUITAR”もほぼ同じ時期から正規輸入販売を始めました。これからはさらに新しい良質なブティックギターを皆様にご紹介できればと思います。お店に来ていただいたお客様がワクワクするようなショップにしていきたいと思う所存ですのでどうか今後とも宮地楽器をよろしくお願いいたします。


(宮地楽器神田店 店長)

7月は神田店30周年記念セールです その5

この記事は2008.07.05 Saturdayに書かれたものです。(古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)
Boutique Effector Fair 7/5〜7/31

さあ、今日から始まりました!宮地楽器神田店30周年記念、【30th Anniversary Sale】です。
今回は新入荷VINTAGE&USED GUITAR1本限り特別価格品を盛り沢山ご用意した他、最近、セール時に恒例となっていたエフェクター全品(委託品を除く)通常販売価格の5%OFFセールもやってしまうのですが、 今回は30周年記念ということもあり、この数年来、当店で人気を博しておりますハンドメイド系ブティックエフェクターを、5%OFFは当然として、ご来店のお客様に限り、さらに値引いてしまおうという企画がこのBoutique Effector Fairです。

今まで何度かこうしたエフェクターフェアなるものを執り行ってきましたが、どちらかと言えば、催し物と言いましょうか、展示会的なニュアンスがあったのですが、今回は違います!
より多くのお客様にハンドメイド系ブティックエフェクターの良さを解って頂きたいのと、いまいち高価で手が出しづらかったこれらの商品を当店が身を削る(?)ことにより、出来る限りお求め易くお客様に提供したいというのが、このフェアの意図するところです。
特に歪み系のエフェクターなどは、実際音を出して比べてみないとなんとも言えないものがあると思うのですが、こちらも出来る限り、品揃えしてみました。そしてそれらを当店の試奏室で心行くまでお試し頂けます。是非、ご自身のギターやアンプをご持参の上、ご来店頂ければと思います。出来る限りのアドバイスもいたしますよ。

是非是非ご来店お待ちいたしております。


7月は神田店30周年記念セールです その4

この記事は2008.07.04 Fridayに書かれたものです。(古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)
宮地楽器神田店 OPEN 30周年を迎えて(店長の回想その二)

 店長の回想その一で宮地楽器開店のころからの楽器の移り変わりみたいなものを書かせていただきましたが、その続きを行ってみましょう。
自宅録音などまだまだ一般的ではなかった時代だったのですが、THE BEATLES のPAUL McCARTNEYの初のソロアルバム”McCARTNEY”を聴いて“スゲェ一人でBEATLESができるんだ!”と感動したのは私だけではないでしょう。またTODD RUNDGRENの”SOMETHING/ANYTHING”も一人多重録音で録音されていて、手作り感覚たっぷりのポップロックアルバムは私のフェイバリットアルバムでもあります。それまで2トラックのレコーダー2台でオーバーダビングを繰り返して録音していた方も少なからずいらしたようですが、オープンリールのマルチトラックレコーダーはとても一般人には手の届くシロモノではなかった時代でした。

それがなんとカセットテープを使用する4トラックマルチレコーダーが20万円を切って発売されたのです。TEACのサウンドクッキー”144”です。ノーマルスピードでは音質劣化が激しいため通常の2倍の走行スピードでカセットの片面だけを使用するという画期的なレコーダー/ミキサーがデビューしました。自作自演のオリジナル曲をつくりたいと思っていたミュージシャンたちがこぞって購入していきました。
かく言う私もそのあとに発売されたTASCAM 244を買わせていただきました。今振り返るとそのころが一番曲作りを多くしていたような気がします。カセットレコーダーが使えればだれでも多重録音ができたのですから、、、。音質などはあまり気にせず、とにかくアイデアが浮かんだ時点で即録音という手法が一番インスピレーションを逃がさない方法ではないかと思います。
その後FOSTEX社から安価なオープンリール8トラックレコーダー”A-8”が出てきます。やはりカセットの音質では満足出来ないというこだわり派のミュージシャンに売れていきました。やがて時代はデジタルへと移り変わり今度はビデオテープを使用したマルチトラックレコーダーALESIS社の”A-DAT”が業界標準になっていったのはそれほど昔の話ではありませんよね、、、。続く


(宮地楽器神田店 店長)

7月は神田店30周年記念セールです その3

この記事は2008.06.22 Sundayに書かれたものです。(古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)
宮地楽器神田店 OPEN 30周年を迎えて(店長の回想その一)

皆様のご愛顧により宮地楽器神田店は今年の7月で開店30周年を迎えます。1978年の開店当初よりスタッフとして店頭に立ってきた私には色々な思い出が蘇ってきます。右も左もわからないシロウトの店員から楽器を購入して頂いたお客様には本当に感謝しております。
開店当時1970年代の終わり頃はFENDERGIBSON受難の時代で国産のメーカー“YAMAHA”、“GRECO”、“FERNANDES”の人気が高く製品としても非常に高いレベルだったのを記憶しています。そうそう“TOKAI”もありました。またFENDERのキャラクターを進化させたいわゆるコンポーネントギターが流行りだした時代でもありました。”MOON”、 “SCHECTER”などがその代表メーカーで当時はF社よりもこちらの方がイイですよとか言いながら販売していったのを記憶しています。
実際に楽器屋の店員たちがこぞってMOON、SCHECTERなどを手に入れていた頃でもあります。やはり楽器屋の店員が一番よくわかっていますから、、、。かく言う私もMOONのSTRATOCASTER MODELがメインのギターでした。そして時代は1980年代のKEYBOARD主体のPOP MUSIC全盛に移行していったわけです。

神田店のこの時代はほとんどキーボードショップのような店頭展開でしたからあまりギターにはチカラを入れていませんでした。大ヒット商品であるYAMAHA DX-7の予約が数十人待ちという状況でしたから、、。KORG、 ROLANDもそれぞれが大ヒット商品 POLYSIX、JUPITER SERIESなどを製造していて当店のなかではギター受難の時代だったと言えます。なにしろそれまでは和音のでるシンセサイザーはMOOG社のPOLYMOOGやYAMAHAのCS SERIESしかありませんでしたからね。それが20万円台で買えるということでキーボードプレイヤーのみならず、ギタリストもシンセを買っちゃった時代でもあります。

そしてギター関連機器では夢のデジタルディレイが登場します。やはりそれまで非常に高額だったスタジオ機器のデジタルディレイが手の届く価格で各メーカーから発売され出します。ROLAND SDE-2000MAXON DM-1000などが火付け役となりYAMAHA、 KORGなどでも次々と発売されていったのです。憧れのスタジオ機器だったハーモナイザーまでMAXON社からでてきましたHD-1000(ハーモナイザー/ディレイ)、勿論私も買わせていただきました!
つづく…。
(写真は30年前、OPEN当時の当店ステッカー。O様所有品)


(宮地楽器神田店 店長)


自分に合った歪み系エフェクターを探す その3。

この記事は2008.06.20 Fridayに書かれたものです。(古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)
(前回からの続きです)
例えばスタジオやライブハウスに必ずある様なオープンバックのソリッドステートアンプを使用する場合について、エフェクター単体で作る歪みの質をどの様にするかというお話をさせて頂いておりましたが、次はbのタイプについてです。
コチラはいわゆるロック向きと申しましょうか、レンジが広く派手なタイプ。レンジが広いというのはあくまでギターの帯域であって、サウンドが中音に偏るタイプではないという意味でもあり、(ギターの)高域から低域まで全体的にファットに歪むので、パッと聴きは抜けが良く、音圧的にインパクトがあります。もちろんローもしっかり出るモノが多い為、ディストーションにこのタイプが多いのも確か。例えばKEELEYのDS-1 ULTRAMOD、SUBDECAY BLACKSTAR、FULLTONE GT-500などはこちらの部類に入り、サウンド的にはこれらの製品、相当レベルが高いです。つまり、ハイゲインアンプをクローズドバックのキャビで鳴らしたような音圧感のある歪み(しかもゲイン高め)をエフェクター単体で作り出すというもの。

ところがこの場合に注意して頂きたいのが、必ずしもギターのみで音を出してカッコよく思えても、アンサンブルの中では立たなかったり、逆に立ちすぎてバンド(オケ)と混ざらなかったり、歌モノには派手過ぎて使えなかったりといろいろな問題が絡むということです。80年代のアメリカンハードロックの様なド派手なサウンドが、あらゆる音楽にマッチするとは限らない様に、そのあたりはご自分が指向する(現実的にやる)音楽を慎重に見極めた製品選びが必要になるかもしれません。

続いてcの踏んだ瞬間に違う世界にもっていかれる歪みですが、こちらはファズに代表される過激な歪み系という意味ですが、ひとつだけ注意が必要なのはファズと一口に言ってもエレハモのビッグマフ(78年以降)の様に単体で過激に歪むものばかりでないことを念頭に入れる必要があります。と申しますのも、ヴィンテージ系(ファズフェイスやトーンベンダー)などは想像以上にゲインが低め(?)です。チューブアンプと混ざって、それなりなファズサウンドを得るというタイプも実は多く存在しており(ロジャーメイヤーあたりもそんな製品が多いかもしれません)、ソリッドステートアンプですと単にブチブチ音が汚くなるだけで(特にゲルマニウム・トランジスタを使用したものに顕著)、十分な歪み感が得られないモノがあります。
その辺は購入なされる前に、販売店の人に訊くかご自分でよく試奏なさってご判断下さい。また、歪みすぎるファズに関しましては前回も似たようなことを書きましたが、音痩せの原因になる場合もありますので、バイパス時との音の太さの違いを特によく確認することをお勧めします。

次回は大きく分けた2の“アンプ代わりにプリアンプとして使う歪み系”エフェクターのお話をさせて頂きます。続く…。

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