先日もお伝えしました通り、Lollar P.Uの取り扱いを開始。
(国内正規品に関しましては、ディーラーでのみの扱いとなります。
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数多くの一流ギターブランドに採用されているLollar P.Uもちろんストラト、レスポール用のリプレイスメントやヴィンテージ・スタイルはもちろん定評が有る訳ですが、その他に、チャーリー・クリスチャンP.UやフィルタートロンのHBサイズ、ストラトサウンドを狙ったテレキャスターのフロント用など非常にユニークなP.Uがラインナップされているのも大きな特徴と言えるでしょう。
そんな中でも個人的に気になるのがこちら!!
そう! ゴールド・フォイルの復刻がLollarから出ているのです!!
LOLLAR PICKUPS /GOLD FOIL P.U
ゴールドフォイルP.Uと言えば、日本の60年代エレキブームを牽引したテスコ (TEISCO)の一部のモデルに搭載されていたP.Uで、(代表機種としてSS-4L、TRG1等)その独得のルックスから、この名前で呼ばれる事が一般的となりました。ちなみに構造はバーマグネットを使用したシングルコイルで、このポールピースは飾りなので高さを調整つしてもサウンドには関係ありません。
Tesicoのギターは当時、海外にも多く輸出されており、多く海外有名ギタリストもお世話になったブランド。もちろん初心者用のギターとしてだけではなく、Hound Dog Taylorからジョン スペまでブルースやガレージ・サウンドにハマり、オンリーワンのルックスとサウンドで今もファン(一部の?)の支持を得ています。
中でもこのゴールド・フォイルP.Uが特別に人気がある理由は、スライドの名手ライ・クーダーが使用していると言う事で間違いないでしょう。ミュージシャンの中のミュージシャンとも呼ばれるライクーダー、彼のメインギターの1本である60年代後期のストラト、そのフロントP.Uにはゴールドフォイルが!!さらにリアにはSuproのラップスチール用のP.Uが載っています。
(何とLollerからそのタイプのP.Uも出てます!!)
それまで搭載されていたGibsonのPAFから交換された事を考えると、彼のサウンドにとって、このP.Uがどれだけ重要な物か窺えるのではないでしょうか。
そんな私も、、、、興味本位で
テレキャスターのフロントにTeiscoのオリジナルを搭載しています!!(おそらくこのパターンでの改造ユーザーが最も多い!?)
サウンドは非常にクリア&ライトでレンジも広い為、ギターの特性が出やすいマイクと言えるでしょう。
ですが、スライド(出来ませんが)すると、確かに“あの”いや“あれっぽい”(出来ませんので)サウンドが!!
難点はリアのミッドピックアップとキャラクターが大きく変わるのでバランスが取りづらく感じます。
両者比較しますと、非常に素直なサウンドは良く再現されています。オリジナルに比べてまとまりも良く、ややチープ感は薄いので他のP.Uとの相性も良さそうです。マウント方法や高さの違いでセンシティブにサウンドが変化するので、その辺は研究する余地、楽しみが有りそうです。
在庫品以外もお取り寄せ可能となっております。ご不明な点はお問い合わせ下さい。
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山田
- 2014.06.03 Tuesday