LINE@ お得なキャンペーンや新製品情報を配信中☆
オンラインショップ
楽天市場宮地ミュージックオンライン
yahoo
デジマート
Shop Information
アクセス
JR御茶ノ水駅より徒歩6分
JR秋葉原駅より徒歩10分
東京メトロ「淡路町」「小川町」「新御茶ノ水駅」より徒歩1分
>>アクセス・店舗情報

営業時間
平日:12:00〜19:30
日曜:12:00〜18:30

定休日
木曜日・正月休み(1月1〜2日)

TEL:03-3255-2755
FAX:03-5295-6803

 

記事を検索

selected entries

profile

書いた記事数:1295 最後に更新した日:2024/02/08
この記事は2012.10.12 Fridayに書かれたものです。

 みなさんこんにちは。

先日のブログでFENDER JAPANはエラいということをお伝えいたしましたが、今日はFENDER USAのオハナシ。


すでに熱心なフェンダーファンの方はいくつかの情報をお持ちのことと思いますが、ワタクシ先ほど都内某所にあるFENDER SHOWCASEで新シリーズの「ALL NEW AMERICAN VINTAGEシリーズ」を見てきましたので早速UPします。



今回はストラトAMERICAN VINTAGE'56STRAT,'59STRAT,'65STRATと3種類。
テレキャスターは'52,'58,'64。加えてJAZZMASTER'65,'65JAGUARのオフセットボディもの。



FENDERの歴史の中では比較的過渡期にあたる年代をチョイスしてあり、その辺りも「おマニアさま心」をくすぐるつもりなのでしょうか。絶妙です。

FENDER USAのレギュラーラインでのフルモデルチェンジは久しぶりなことで、1982年の発売時に比べ、ヴィンテージギターに関する情報が容易に入手できる現在,VINTAGEシリーズと名付けるからには、更に言うと本家フェンダーが造るからには生半可なものはできないという状況であります。
そんな背景とファンからのプレッシャーに対するフェンダーの回答。どんなものなのでしょうか、興味がわくところです。






さて、いきなり細部。
電装関係からです。ストラトはなんとリアもトーンが効くように配線されています。見た目のコダワリとしてはヴィンテージ(っぽい?)コンデンサーが使用されており、セレクターがCRL(これも標準で5WAY)になり、より見た目の高揚感をブーストしています。
FENDERのスタッフさんもこれがどういうものか不明(外観のみVINTAGEで中身はセラミックなどのレプリカ?)とのことですが、これはLUXEっぽかったです。



テレキャスターはコントロールが標準で(FR/MIX/RE)の配線。(抵抗などのパーツも同梱されており、昔風な配線にもできます)。こちらも見た目はヴィンテージっぽいコンデンサーですが、レプリカとみて間違いないでしょう。
ピックアップもストラトの場合、年代にあわせてグレイボビン、ブラックボビンと色を整合させ、こちらもよくやった!という印象です。


外観での大きな特徴はストラトでは各年代でのコンターの深さを歴史に忠実にしたり、塗装がフェンダー・フラッシュ・コート・ラッカー仕上げ(秘密なので記述できませんが、店頭で聞いていただければお答えいたします。)。これは文字通り、肌ざわりが違います。しっかりした質感がVINTAGEのみが持つダイレクトなネック鳴り・ボディ鳴りを体感できます。

また、ポット等のパーツも徹底的に見直し。ソリッドシャフトのCTSや、形状を見直したテレのメタルノブ、ペグのトルク感に至るまで、頻繁に手が触れるところの重さ、軽さもうまく表現されています。

この他にもいろいろ細部にわたりリファインされた今回のシリーズですが、ワタクシ個人的に大きく変わったのはフレットのファイリングであると思います。

実際に市場に出回るものと差があるかもしれませんが、今日見たものはすべてファイリングが丁寧で、FENDERのレギュラーライン史上一番いい仕事をしています。
若干太目にも見える、トップをカマボコ状にきれいにファイリングしたフレットは、いわばFENDERをモチーフにして製作された良質なコンポーネントに近いものです。

このフレット処理はこのギターの他のパーツがすべてヴィンテージ寄りのベクトルを持って集成されたのに反し、唯一サウンドをモダンな方向に向けているパーツでございます。
結果、良好なケミストリーが発生し、このギター全体を単なる回顧主義のものにとどめず、2012年の進化したフェンダーであることを方向づけしています。

結果、全体のサウンドはまんまヴィンテージというよりも、少しコンポーネント系。
ヴィンテージなマニア心を満たすもよし、良質なギターとして使い倒すのもよし。
実にファンタスティックなシリーズとなっています。店頭に入荷するのはもう少し先ですが、こちらでもご案内いたしますのでぜひご期待下さい。


ではまた。

                                                                        by  MODA

お問い合わせフォーム



  • 2012.10.12 Friday

この記事は2012.10.11 Thursdayに書かれたものです。

みなさんこんにちは。

暑さ寒さも彼岸までといいますが、やっと涼しくなりましたね。秋といえばゲージツの秋。楽器のシーズンであります。

さて、以前このブログでご紹介いたしましたフェンダー・ジャパン30周年企画。
一年間通しての限定商品開発ですので、神田商会さんも最初はイキオイがいいものの、途中で息切れしてストラトあたりのマイナーチェンジでフィニッシュ?というワタクシの勝手な甘い予想に反し、秋になってインパクト大なモデルが出てまいりました。


まずはダブルネック。
FENDER JAPAN
ST-W 30th Anniversary 3CS

商品ページはコチラ

wneck_st.jpg

なんと12弦と6弦の二つのネックがついています。
エレキギターの雄でありながら、12弦のヴァリエーションについてはGIBSONやRICKENBACKERにあっさりとその座をゆずってしまうかのようなFENDERですが、普通の12弦をそのまま出すことすら稀なのに、ダブルネック発売とは野心のカタマリ。企画のぶっ飛び方が素晴らしいです。
このギターの企画者の一人神田商会のT氏はワタクシと旧知の仲なのですが、性格も身長も規格外な人。そのあたりが製品にも反映されたのかと思います(笑)。

さて、フェンダーの12弦。実は「あまりない」と言いながらカスタムショップでの限定モデルELECTRIC XIIなど隠れた名器もあります。
サウンドのイメージとしてフェンダー製品のものは、いわゆる「TWANGサウンド」とも表現されるきらびやかなものですが、12弦になるとそれがより強調され、実に清々しいものになります。

その12弦がマウントされたダブルネック。初めて商品化されたとは思えないほど完成度が高く、後年に伝説となるであろう、時代のアイコンとしての存在感に満ちています。コレクターズ・アイテムとしても十分オススメいたします。

さて、もう一つはミニギター。
FENDER JAPAN
ST62-SS Sonic Blue

商品ページはコチラ
st62ss_sbl.jpg
 
こちらもびっくりしました。ふつうのギターを85%までダウン・サイジングし、全体のイメージを損なわないデザイン上のバランス感覚。
ボディが小さいと、子供向き?とすぐに判断してしまいますが、弾いてみるとかなり本格派なサウンドがします。

サイズを85%に決定するにはかなり苦労された後があり、あまり小さすぎるとまたこれは弾きにくく、少し小さくしただけでは中途半端。実際に弾いてみるとイメージ的にはどこまでも手が届き、 「弾けないフレーズはないな」と錯覚させてくれます。それだけでも嬉しいギターです。
ワタクシも一生懸命ギターを練習していた日々、ギター専門誌などでヴァン・ヘイレンやスティーブ・ヴァイなどが「12フレットに人差し指を置くと、あとは指板上どこでも指が届く。」とあり、悔しい思いをしていましたが、このギターでは届きます。そんなコンプレックスをも一蹴してくれる爽快さもこのギターは持ち合わせています。(でも、ギタープレイの良しあしはそれだけではなかったと改めてゲンジツを突き詰められたりします。lol。)


同時に出たのはベース。
FENDER JAPAN
JB62-SS VWT
商品ページはコチラ

JB62SS.jpg
これ欲しいです。かなりよいです。スラッピングやど派手なフレーズなど、身長が2mくらいなければ弾けないようなものも、指が届きます。
スケールが多少短くなりますので心配なのはサスティンやテンション感なのですが、ギター・ベース両者ともそれほど違和感を感じさせず、プレイ自体が楽しくなる分、ちっぽけな違和感など感覚から消え去ってしまいます。

85%ギターは30周年限定モデルというわけではないものの、一本持っていていい楽器と思います。
もちろん、MY FIRST FENDERとして初心者にプレゼントするにも最適なクオリティです。


本家USAで造れなかったオリジナリティ。FENDER JAPANは本当にエラい!


ではまた。


                             by MODA

 

 


 

お問い合わせフォーム



  • 2012.10.11 Thursday

| main |
1