みなさんこんにちは。
ここのところ昼間は暑いですが、朝晩はやや涼しく比較的すごしやすい夏となっていますが梅雨明けはまだもう少し先。急激な気候の変化に体調などお崩しにならないよう、気をつけてくださいね。
さて、本日はスゴいアンプが入荷しましたのでご紹介。
FENDER PAWN SHOP SPECIAL
"EXCELSIOR(エキセルシオール)"。
2012年NAMMで発表され、本国では価格を超えたクオリティで一気に人気を博した真空管アンプです。
まず、見た目。コレに惹かれます。EXCELSIORの"E"を前面にあしらったキャビネットはVINTAGE風。1950年代のモデルの再生産?と思いきや、このキャビはこのモデルのための専用設計。そして、どこにもFENDERの文字がありません。
ギブソンやグレッチ、エピフォンが50年代に得意だったのがこの手のデザインだけに、音もそうなのでしょうか。早速弾いてみます。
近年安価なチューブアンプがいくつか発売されていますが、こちらのEXCELSIORは質感も高くなかなかのデキ。外観から安かろう、悪かろうといったイメージは皆無です。
INPUTはGUITAR、MICのインプットに加え、
ACORDION。実際にアコーディオンをつなぐ人はいないでしょうが、これもなかなかオシャレな配慮。
さて、出力は13w。GAINやODはありませんのでVOLが歪をコントロールします。ストラトで試奏してみますと、VOL5分目くらいから徐々に歪んでゆき、自然なクランチ〜ODに。
シャーシは背面部でプリとパワー部を分けており、ノイズ対策としているとのことで、このため、サウンドはよりクリーンでメリハリがきいたものになっている印象です。サウンドの全体像はやはり伝統のフェンダーアンプで輪郭もはっきり、低音も十分出ていますが、ブラックパネル系のものと比較するとハイ・ローともに抑え気味でうまくまとまっています。
トレモロ・ユニットはこちらも効きが素晴らしく、可変幅も広く、ギターアンプに附属しているものとしてこれ以上は求めないレベルです。
リバーブは搭載されていませんが、実際に歪みとトレモロだけでこのアンプのポテンシャルは十分引き出して遊べます。
BRIGHT/DARKスイッチのみがこのアンプのトーンを変えるスイッチですが、ここまで弾いてみてトーン・コントロールがあまり必要ないほど「使えるアンプ」であることに気がつく次第です。
うーん、これで売価三万円ちょっと。30万円といってもバレないかも。
このままでもモチロンいいアンプですが、改造ベースとしてもチューブやスピーカーを替えたりしてグレードアップも楽しいかも。
おススメですが、入荷数が少ないため在庫切れはご容赦下さい。
商品ページはコチラです。
ではまた。
by Moda
- 2012.07.10 Tuesday