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書いた記事数:1295 最後に更新した日:2024/02/08
この記事は2011.06.26 Sundayに書かれたものです。
皆さんこんにちはiです。

 もうかなり前になりますが、エフェクター担当になってしばらくした頃です。
当時、frantoneというメーカーのエフェクターを置いておりました。たしかアメリカ製で女性のビルダーが製作していたモノで、音は本格的でかなり図太い音なのに、ルックスが女性らしく非常にキュートでカワイイといったそのアンバランスさが魅力で、fulltoneに比べたらマイナーですが、結構評判が良かった記憶があります。

ある時、当店2FのZippal Hallに出演していた女子高生バンドのベースの子が、何か音が過激になるものが欲しいと言って来ました。本人は機材関係のことはよくわかっておらず、単純に“過激”というイメージだけがあったのでしょう。
長身の大きくなったらモデル系(?)な感じがする、でもまだあどけなさが残った少女に突然“過激”と言われても困ったわけですが(苦笑)、たぶんファズあたりを勧めれば良いと思い、上記したfrantoneを試してもらいました。
その他にも数種類のファズを試してもらった記憶がありますが、結局彼女のイメージに近かったのがfrantoneのPEACH FUZZというもので、

「やっぱ女子高生だからさすがにルックスか〜」
と冗談半分に私が言いますと、

「違いますよっこの音が気に入ったんです」
ときっぱり(笑)。

数日後、彼女は数万円を持ってきてキャッシュでポーンと買って行きました。
その時の彼女の楽器に対するこだわりとその気風のよさに敬意を表して、その後彼女の事を「ピーチ・ファズ子」ちゃんと呼ぶ事にしたわけですが(本人承諾済み、笑)、この間久々に来店してくれまして、そんな彼女もなななんと、現在は社会人のOLさんです。
そしていまだに音楽を続けていて、楽器店に来店してくれるなんて、やはり“ファズ子ちゃんは本物”だったと実感している次第です(笑)。


そんなわけで、私がFUZZというとすぐに思い浮かんでしまうエピソードをご紹介したわけですが、
実はっ。
現在密かにオリジナルFUZZの開発に勤しんでおります。と申しましても私というより、いつも共同で製品開発を行ってきたラウド&プラウドのS氏がですが…(苦笑)。
当店オリジナルCRUNGE BOX(ブースター)もお陰様をもちまして地味にご好評頂いておりますが(そういえばファズ子ちゃんが来店してくれた時買って頂きました)、その第2弾ですね。

現在ようやく試作1号機が完成したので、スタッフや常連の方々にお試しいただいてそのインプレッションをまとめている最中です。残念ながらまだまだ時間はかかりそうですが、でも今年中を目標に発売したいですね。
当然のことながらヴィンテージからブティックまで数々のファズを販売して参りました当店のノウハウは120%、惜しげもなく(笑)突っ込むつもりでおります。

是非ご期待いただければと思う入梅な東京のど真ん中よりの情報でした。


ではではまたー!

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  • 2011.06.26 Sunday

この記事は2011.06.19 Sundayに書かれたものです。

こんにちは。

午前中ヤマハ・ミュージック・レボルーション出演の高校生バンドを20も見て、元気をもらってきました。バンドを始めて間もない人たちの、テクニックは稚拙でも何かを表現しようとする姿勢に音楽の原点を再確認させられております。大きな音を出すのは気持ちのいいものですね。

さて、ギターを弾いていて気持ちのよい瞬間というものがいくつかありますが、そのなかでも代表は12弦ギター
ちょっとトレブリーなセッティングにして「ジョリーン」と弾き下ろすと後頭部から背筋のあたりに一服の清涼剤をもらった感じ。
苦労して12本もの弦をチューニングしたあとの達成感もあって(笑)、その瞬間の喜びはひとしおです。
6弦ギターに共鳴させるための副弦を張り、全体的に鈴鳴りを出す12弦サウンド。聞く人誰もがその豊かな倍音、ゴージャスな広がり感、美しい音色に清涼感を感じるに違いありません。



さて12弦ギターの弦はどうなっているのでしょう。


一般的に弦構成は、6弦ギターの1・2・3・4・5・6弦に、副弦として1・2・1・2・3・4と弦を張って行きます。
副弦の1・2は1・2弦とユニゾン。他の副弦は1オクターブ上のチューニングをします。
ギブソン・フェンダーや大多数のメーカーはこれを1弦側から
1・1(1コース)・2・2(2コース)・3・1(3コース)・4・2(4コース)・5・3(5コース)・6・4(6コース)
という順番で張ります。(ダウンピッキングで一番最初に副弦の4があたる張り方)

12gen_jj.jpg


でも何故かリッケンバッカーだけは
1・1(1コース)・2・2(2コース)・1・3(3コース)・2・4(4コース)・3・5(5コース)・4・6(6コース)と張るようになっています。
(ダウンピッキングで一番最初にあたるのは6となります。)
ric-gm-09.jpg

どうしてそのような選択をしたのかわかりませんが、他の12弦の張り方に対し、芯があって抜ける音がするような気がします。
(実際はメイプルボディなどでの抜けのよさもファクターとして大きいところでしょう。)


リッケンバッカー社の12弦に対する情熱はそのヘッドストックの工夫にも表れています。
ric_head.jpg

6弦のヘッドストックとあまり大きさの変わらないスペースに12本分のペグを合理的に配置し、ギターの全長を変えることなく12弦ギターの大きさをコンパクト(?)にまとめたのは一種の発明ともいえるでしょう。
何度見てもムダのない収まりをしています。


さて、ここまでは普通に入手できる12弦ギターのお話。
リッケンバッカーの12弦ギターに対する情熱、もっと言えば12弦ギターに対する「さらなる執着」ともいえるシステムが1960年代に発明されておりました。
その名はコンバーチブル。


こちらの「コンバーチブル・コーム」と呼ばれるなぞの物体。
COMB_1.jpg
知る人ぞ知る機構なのですが、なんと,このコンバーチブル・コーム。
12弦ギターを一瞬にして6弦ギターにしてしまうという夢のシステム。
これを考えたリッケンバッカーのスタッフは人生を12弦に捧げたチャレンジャーなのではないでしょうか。
非常な情熱を感じずにはいられません。


使い方は簡単。可動式のツメ部分を副弦に引っ掛けて倒し、固定するだけ。
アッという間に12弦ギターが6弦ギターとして使用可能になるという発明品です。
(実際には演奏者が12弦ギターを瞬時に6弦にする必要性はあまりなく、1960年代半ばに彗星のごとく表れ、すぐに消えてしまったようです。)

COMB_2.jpg
いろいろ触っていて気がついたのですが、4・5・6弦だけを副弦ナシとか、奇数弦だけ副弦を鳴らすとか、いろいろなヴァリエーションも生み出すことが出来ました。
でも、どうしてもメインの使い方は12弦になってしまいます(笑)。

どうしてもこの手のギターは見た目のインパクトばかりに気をとられてしまいがちですが、
このレア・スペックなギターは336/12というモデルです。商品ページはコチラ。

こちら状態が非常によい60Sヴィンテージです。
未使用のオリジナル・ストラップ、未開封のシールド、取り扱い説明書もついた博物館級のコンプリート・キットです。

実に鳴りの気持ちよい清涼感あふれる12弦リッケンがこのモデルの他にも現在店頭に並んでいます。



RICKENBACKER 370/12 RM  商品ページはコチラ→GO!




RICKENBACKER 330/12 V64  商品ページはコチラ→GO



この夏冷房の代わりに清涼感あふれる一本をいかがですか?

ではまた。

by MODA

 


 

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  • 2011.06.19 Sunday

この記事は2011.06.14 Tuesdayに書かれたものです。

こんにちは。ベテランスタッフのiです。
今回は少し気を抜いたお話をいたします。
先日、以前から知り合いであり、私共のお客様でもある方がご来店されました。目的はご好評いただいているプロツールズのセミナーでしたが、開始時間にまだ余裕があったので店内をご覧になっていたところ、「そういえばあの小さいアンプってないの?」の一言。
「小さいアンプですか??小さいのならほらここにたくさん…(冗談です、笑)。え!?何か話題になってるアンプがあるんですか??」
「何だっけ?ランチボックスとかいうの??あれ良かったよ。あれを2台繋いで使ってる人がいて、それこそ著名なギタリストさんなんだけど、すごく良い音出してたんですよ。だから話題になってるのかと。しかもすごく安いみたいなんですよ」
「すみません、それは初耳でした(苦笑)。そんなアンプあるんですか?ランチボックス…」
早速ネットで検索しますと出てきました。しかもっ、2009年発売ぢゃん!!(汗)

3年遅れでここで話題に上げるのも何と言いますか、複雑な心境ですが(苦笑)、どうやら知らなかったのは私だけだった様で、店長もタカダ氏も存在は知っていたといいますか、お客様のご依頼でデモ機を借りたりはしていたみたいでした。つまり、店内で話題にならなかったということは、逆に言えば彼ら二人の琴線には触れなかったということでしょう。

でも私の場合はその方の立場と申しますか、職業を知っており、プライベートでも何度かお世話になっているので、何故かそれから「ランチボックス」のことが気になって仕方がありません(笑)。
というわけで…。

遅ればせながら入荷ですっ!!ジャ~~~ン。



では早速インプレッションを開始しましょう。
コチラのアンプですが、大きく売りは2つあると思います。

ひとつはもちろんそのコンパクト性であり、ヘッドフォン端子も付いていて、自宅の練習に最適であるということ。しかも200W出力というとんでもない破壊力(?)により、練習スタジオやライブハウスにもそのまま持っていって使えること、さらに言えば、スタジオ等に常備されているアンプのボトムを使用すれば自宅マイアンプがそのまま実戦に使える。これはとにかく凄いことです。

そしてもうひとつの大きな売りは、そのクリアーなサウンドです。ゲインコントロールが付いてはいるものの、ほとんど歪みません。なので、王道的なマーシャルサウンドをこれ1台でと期待しますとガックリくるかもしれませんが、アンプ本体で歪ませない方にはむしろ最適でして、エフェクターを多用される方にはかなり良いはずです。
しかも小さいアンプで質感&音圧のあるクリアーなサウンドというのはなかなか出せないもの、というよりあまりそういったアンプはありません。クリアーにした途端音の線が細くなり、チンケになってしまう製品が多いです。ところがコチラはそんなことがありません。もちろんブティックアンプの様な奥行きやリッチ感がないのは当然ですが、値段から考えたら充分なほどタッチ&レスポンスに優れ、本格的なアンプの音(?)が出ます。またゲインコントロールが良い役目をしており、音圧を上げてる感が非常にします。これは何と申しますか、例えるならハイワットですね。
ですので、ハイワットのサウンドが好きな方向けです。当然、負荷を掛ければ歪みますし、安いアンプによくあるコンプレッションで音がチュンチュンになることもなく、ファットに前に出てくる感じと言いますか…。よって、ビリーギボンズやソニックユースの人たちがライブやレコーディングで使用しているというのも頷けるわけです。


そんなわけで、こんな取り合わせなどいかがでしょうか??



かなり図太くいけました(笑)。


商品ページはこちら→GO!!

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  • 2011.06.14 Tuesday

この記事は2011.06.04 Saturdayに書かれたものです。
こんにちは。

このまま夏になりそうな暑さなのですが,梅雨を忘れてはいけません。スイッチ切り替えて行きましょう。

先日こちらのブログで「シグネイチャー」について書かせていただきました。
あこがれのギタリスト本人に、より近づくための本人仕様のギター。
ジョン・レノンやロジャー・マッギンなど、文字通りサインが入ったものをご紹介いたしました。

今日御紹介いたしますのは、そのシグネイチャーよりも更に本人に近いモノ。
それは「本人とお揃い。」
メーカーも、型番も、年式も、仕様も。
しかも、それがヴィンテージだったときには入手どころか、見るのさえ困難です。
我々が扱う60年代の楽器たち。その多くは現場のミュージシャンの需要に応えるべく、毎年のようにモデルチェンジ、マイナーチェンジを行っていたため
「本人とお揃い」をゲットするのは至難のワザなのです。

先日は宮地楽器WURLY'Sの御紹介がてら、BEATLES最後のセッションで使われたビリー・プレストンとお揃いのFENDER RHODES SUITCASE PIANO(SILVER TOP)を御案内いたしました。まだ調整中であるのもかかわらず、多くのお客様が見にいらっしゃいました。
本物のSILVER TOPは当時正式に輸入されたものは国内で2台とのことですので、レア度は相当なもの。DSCN6071.JPG


ワタクシのようにピアニストではない人間にとっても、ヴィンテージ心を揺さぶられるものがあります。
あれがもしビリー・プレストンではなくジョンがイマジンでも弾いていようものなら、FENDER RHODESも3倍くらい値段がついているかも知れませんね。



さて、お話は「本人とお揃い」。
本日の「オソロ」御案内はなんとジョージ・ハリソン。
ジョージといえばグレッチ・カントリー・ジェントルマンとテネシアン。
初期〜中期のビートルズがツアーに出る時には必ず連れて回っていたギターです。



まずはグレッチ・カントリー・ジェントルマン。gret-0601-3-01.jpg


ギターを高めに構えてジョンやポールとコーラスに入る姿はヴィジュアル的にもインパクト大。
初期のビートルズのイメージを描く時、必要なアイコンとして焼きつかれています。







gret-0601-3-08.jpgマニアがコダワルのはダブルミュート。そしてその小さめなスイッチ。
初期のビートルズのポスターをホジクルほど細かく見るとついている、テールピース横の左右対称位置の謎のスイッチ。いいですね。
それぞれが1〜3弦、4〜6弦用のミュートのON・OFFになっています。
これを実際に使用する場面はめったにないと思いますが、後年に再生産されることはありませんでしたので、これこそ「本人とお揃い」の証

(*実際には他の仕様のカントリー・ジェントルマンも所有していました。)
他の「お揃いチェック・ポイント」は商品ページでお確かめ下さい。信じられない位キレイです。

次にグレッチ・テネシアン。
gret-0601-2-11.jpg

わずかな期間ではありますが、60年代初期のテネシアンにはダミーのFホールに白いフチ取りがついています。
gret-0601-2-08.jpg



ここも「ジョージお揃いポイント。」こちらのギターも商品ページでチェックしてみて下さいね。こちらも信じられない位キレイです。










さて、次にご紹介いたしますのは当時のものではありませんが、隠れたビートルズ楽器として
マニアの間でこだわられているFENDER STRATOCASTER。

fen-st-0601-01.jpg
こちらも以前、「フェンダーを使わない偉人」というブログを書かせていただきましたが、BEATLESのレコーディングでは何回か登場したようです。
一説によりますとNOWHERE MAN,DRIVE MY CARなどで鋭いリード・ギターを聞かせてくれるのはソニック・ブルーのストラトだということです。
こちらのストラト、悲しいかなソニックブルーのまま映画などで露出することはなく、サイケペイントをされた後マジカル・ミステリー・ツアーで有名になり、そちらのインパクトには永遠に勝てそうもありません。
製作はフェンダー・マスター・ビルダー、マーク・ケンドリック。堂々とした雰囲気としっかりした質感で永く使いたいオーラにつつまれています。

あと一本、ホンモノと云われるギターが欲しい。そんな気持ちを十分満たしてくれる、それはそれは希少なギターたち。
この機会にぜひどうぞ。

ではまた。

by MODA

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  • 2011.06.04 Saturday

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