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この記事は2011.05.29 Sundayに書かれたものです。
みなさんこんにちは。


6月も目の前に迫った5月最後の日曜ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今日も梅雨入りのイントロのように朝から雨。
ここのところ雨が降るのだろうか、また涼しいのか暑いのか、天気予報から目が離せない季節になりました。


さて突然ですが今日はスイッチのお話。

みなさんはギターをお選びになるときの判断基準はどんなものでしょうか?
ブランド?ルックス?ボディー材?ネックのシェイプ?それともサウンド?
長年の楽器店勤務経験からも、お客様のギター選びのポイントはそんなところが多いのですが、先日接客させていただいたお客様はそのどれにもあてはまらない方でした。

このお客様、「スイッチが多いギターがいいんですっ。」
という独特な観点をお持ち。


switch_lprec.jpg




ワクワクするようなスイッチたち。

GIBSON

LES PAUL RECORDING

商品ページはコチラ





とても新鮮なお話でしたがまだ20代くらいの若きギタリスト。聞けば、レバースイッチのようなものは身の回りをさがしてもどこにもついていないのですが、ギターだけにはついている、と。

とくにお好きなのはその操作感で、人差指と中指あたりでカシーン!とやると自分もスイッチが入るのですとおっしゃっておられました。

思えばワタクシがギターに目覚めた昭和のころ。当時はギターだけでなく、電化製品も数多くスイッチがついておりました。
オーディオやラジオなど、そのスイッチの数によって威容なルックスを形成していた電化製品たち。スイッチの数イコール、その機械が持っている機能。その数によって機械の可能性を表現していたわけです。
(機能にあこがれて買ったのはいいが、何のためについているかわからないスイッチも必ず3〜4個はあったものです。)


switch_cs1.jpg




おや?こんなところにもスイッチが。

レバースイッチで人気(?)の

BOSS CS-1




でも言われてみれば確かに好きかもしれない。
と思い、ストラトの5WAYとかいろいろ触ってみると、ワタクシも結構スイッチ好き。新しい自分との出会いでございます。
特に好きなのはレバースイッチの類。バンドでソロをとるときなど、間奏でピックアップを切り替えるときに、
「いよいよオレの番だぜ!」とスイッチをカシーン。
それはギターの音色を切り替えるとともに、心のスイッチをもONにする魔法の儀式。
自分の出番を切り替えるレバーなのかもしれません。

ギターにおける切り換えスイッチ。思えば70年代から80年代のものに多くついています。



switch_mockin.jpg



スイッチの多さと言ったら代表格。

BC RICH

MOCKINGBIRD

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switch_ssb.jpg



電池・EQ・そしてそこにはスイッチ。

ALEMBIC

SSB

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switch_ssg.jpg





見るからにサウンドの広がりを表現している

スイッチの数!

ALEMBIC

SSG

商品ページはコチラ






ギターが木を加工した道具として生まれ、エレクトリックへと進化して様々な回路と出会う。
そしていろんな実験や検証から不要な機能は省かれ、本当に必要なものだけが残る。
現在新製品として売られているものはさほど多くのスイッチはついておりません。
道具としてのギターが必要にしているのは、もはや1つか2つなのでしょうか。
あと必要なのは、プレイヤーの心のスイッチなのかもしれませんね(笑)。


これから少しユウウツな季節になってゆきますが、気持ちを切り替えてスイッチONで行きましょう!


ではまた。

by MODA
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  • 2011.05.29 Sunday

この記事は2011.05.22 Sundayに書かれたものです。
こんにちは。

昨日と今日は東京の気温は30℃近くまで上がり、ここ神田小川町界隈も真夏の暑さとなっています。
節電してCO2の発生を少しは削減できていることだろうし,今年は涼しくなるのではないかと勝手に考えていましたが、やはり甘くないですね。

さて,暑いといえばロックが一番アツかったころ、それは60年代後半から70年代なのではないでしょうか。

世界中を熱狂させたビートルズが解散し,影響を受けたミュージシャンたちが独自のスタイルを築き上げようと,さまざまなスタイルの音楽が現れては消えた。
そんなカオス状態の音楽状況の中、楽器業界もミュージシャンのニーズに合わせめまぐるしいスピードで変化を遂げていきます。そんな60年代末期から70年代頃。
中でも当時まだギブソンやグレッチなどの老舗と比較して歴史が浅かったフェンダー社は、ミュージシャンとのリレーションがすべてといわんばかりに現場の意見を取り入れ、他社に追いつこうとして、これでもかこれでもかとマイナー・チェンジを重ねていきます。

以前このロック弦な日々のブログで「ビートルズがフェンダーを使わない」という内容のものを書かせていただきましたが、画像で残っているものではLET IT BEセッションでのオール・ローズ・テレキャスターまでありませんでした。(実際は Drive My Carのリフをストラトで弾いています)
ことビートルズに関しては、数年に渡るレオ・フェンダーのラブコールに応えることなく60年代末期を迎え、最後のセッションでやっとフェンダーが使われたということでした。
この最後のセッション。蛇足ながらもうひとつのフェンダー楽器が使われています。


DSCN6071.JPG

Fender Rhodes Suitcase Piano
。(すみません。現在非売品です)

ゲット・バックのあのソロを奏でている楽器です。当時ビートルズは解散直前であり、メンバー間はピリピリとした緊張感に包まれていたそうです。
特にジョンとポールの仲は一触即発状態。それを和らげたのは、ジョージ・ハリソンが連れてきたビリー・プレストンだったそうです。
ビリー・プレストンはビートルズが今まで使ったことのない楽器を持ち込み、好奇心がもともと強い二人の意識をそちらに集中させたとも云われています。
その中でひときわ光っていたのが、フェンダー社のエレクトリック・ピアノでした。
ビリーの持ってきたフェンダー・ローズこそがコチラのタイプ。(同型と思われます。違ったらご指摘下さい)

この周囲を包み込むようなサウンドは一瞬で空気を和らげます。ジョンとポールもやんわりとしてしまうのも理解できます。
DSCN6073.JPG





こちらもぜひ宮地楽器ヴィンテージ・エレピ専門店Wurly'sでお試しください。







さて,ヴィンテージギターの観点から見ると60年代のフェンダーは垂涎のモデルばかり。
60年代こそが黄金時代と考える型も多いですが、世界的にブレイクするのはジミヘンの登場まで待たなければならなかったようで、ブランドが一般に浸透したのはやはり70年代になってからなのだそうです。
DSCN6074.JPG 

 

 *fenderロゴにアンダーライン。
  くすぐられるヴィンテージごころ。


70年代のフェンダーはそれほど手の届かないものではありません。
当時のアツいミュージシャンたちのニーズが集大成となった70sフェンダーたち。
現在店頭で並んでおります。
5/31まで70sヴィンテージ・ギターsaleを開催しています。詳細はコチラをごらん下さい。



ではまた。

by MODA
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  • 2011.05.22 Sunday

この記事は2011.05.13 Fridayに書かれたものです。

こんにちは。

さて、先日来ギターの話から少し離れることが多いこのブログですが、
先日来、何度かご案内差し上げております通り、
5月16日(月)
ヴィンテージ・エレクトリック・ピアノ専門店
宮地楽器WURLY'S
が開店します!みなさまよろしくお願いいたします。


さて、ピアノに興味のないギタリストでも、バンドで曲をコピーするときにはRHODESがイントロを飾る曲だったり、ギターの奥に白玉で和音を弾いているRHODESには耳なじみがあるはず。
また、ウーリッツアーの愛らしさはピアノ・プレイヤーのみならず、ギタリストにもファンは多いです。


私たちWURLY'Sはギタリストの皆様にも、楽器の壁を超えてRHODESやWURLITZERの良さをきっとご理解いただけるものと信じております。
さて、そんな中、本日開店を目前に控え、入荷してきたエレクトリック・ピアノがあります。
その名は
 "VINTAGE VIBE TINE PIANO(タインピアノ)"。
P1450817.jpg

もともとヴィンテージのローズやウーリッツアーのリペアやレストアをやっている米国ニュージャージーの工房「VINTAGE VIBE」のクラフツマンやスタッフが、永年の経験を活かして製作したこのピアノ。
ノウハウを結集し、それぞれの欠点をカバーし、サウンド面も熟成したピアノに仕上がっております。
しかもローズのアクションはそのままに、ウーリッツアーの軽さに近づけたのはさすが。
さらにワタクシが特にトリハダものだったのはそのカラーリング。シーフォーム・グリーンやスパークル・カラーは昔のフェンダーのカスタム・カラーがすこし褪色したような絶妙な色合い。これからでもピアノを習ってしまおうかなどと考えてしまいます。
P1450980.jpg

でも、カンタンなコードを押さえるだけでもトレモロの回り具合がまた格別。さすがは永年の使用環境を知り尽くしたクラフツマン兼ミュージシャンが作った感じがします。

P1450893.jpg
WURLY'Sオープンにやっと間に合うタイミングで入荷しましたが、そのクオリティの高さとカラーのヴィンテージ感、デザイン等、ピアノ・プレイヤーでなくとも惹き付けられるものがあります。
古きよきアイデアを盛り込んだ新しいエレクトリック・ピアノ。
ぜひご覧になってください。

*16日(月)WURLY'Sグランドオープンを前に14(土)、15(日)両日11:00よりユーザー様ご招待のプレオープンを開催しております。
「こちらのブログを見た」と一言お声かけいただければ、プレオープンでこちらのピアノをご覧いただけますのでお気軽にいらして下さい。
記念品としてWURLY'S特製の便利なグッズを差し上げます。お楽しみに。

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  • 2011.05.13 Friday

この記事は2011.05.08 Sundayに書かれたものです。

こんにちは。

今週はシグネイチャー・モデルのお話。

シグネイチャー・モデルとは、誰かのお気に入りの道具。ワタクシが使い易いギターと言うワケはありません。
ギターは永年使って行くと自分の道具として手の延長だとかなんとか,ワタクシでもヘタはヘタなりに追求して行き,どうにも買って来た姿で使い続けるのに抵抗があり,自分の使い易いようにカスタマイズしたあげく,これこそ自分のシグネイチャーと云わんばかりに満悦。
でもやっぱり改造を後悔したり,バカな繰り返しを何年もかけて行っている間にはムダなお金が何万円。これでは身がもちません。

自分に合うギター。初心者のころそんなことは考えたこともありませんでした。
ワタクシがギターを始めた中学生のころ,世は昭和でした。近所の楽器屋に行って、自分に合うものを探し求めこれは弾き易い,弾きにくい、などと言おうものなら、
「天下のフェンダー様に向かっておまえのような若造が何を生意気な。手のほうをフェンダー様のサイズにあわせるものだ。」
といったニュアンスでやんわりとあしらわれ,タテ社会の厳しさが楽器店にも色濃く残っていた空気感に,そうかギターに手を合わせるのかと妙に納得したものです(笑)。

しかしながら自分の出したい音が明確にできてしまってからは,いわゆる「ツルシのギター」では満足いかず,フェンダー様にも何かしら手を加えて自分の道具にしていくわけです。
そんなギター人生にシグネイチャーモデル。基本的にプロミュージシャンが自分仕様で製作したギターが,自分に合う訳がございません。
しかし、しかし。
「好きな,本当に好きなミュージシャンのシグネイチャーはそのまま使え。」と私は決心しています。

jl_sig.jpg



Rickenbacker
325 JL
John Lennon
Signature 
商品ページはコチラ



自分のためではなく尊敬するギタリストのためにカスタマイズされた「シグネイチャー」。
ワタクシの人生を少しどうかしたあの人のモデル。
それは使いやすい云々の前に、あの人と同化するための魔法の道具です。このギターを手にして群衆の前でシャウトし、賞賛を浴びるということはどういうことだったのであろうか。
といったことを思いながらシグネイチャー・モデルを手にしたとき、既に魂はそのギタリストと同化しています。つまりそれはレスペクト。尊敬するミュージシャンへの気持ち。


rm_sig.jpg


Rickenbacker
370/12 RM
Rodger Mcguin
Signature
商品ページはコチラ


これはシグネイチャー・モデルの製作者たちも、ギタリストに対し深く尊敬の念を抱いているハズ。
尊敬をカタチにしたであろう、世のどこに出しても恥じることのない良質の材。ギターに冠したその誇らしげな本人のサイン。製作者の誇りとミュージシャンの栄冠の名、その両方を後世に堂々とつたえるべく、崇高なクオリティでそこに佇んでいるのです。

prs_sig.jpg




Paul Reed Smith
1991
Signature
商品ページはコチラ


さて,現在当店に入荷した上記シグネイチャー3本。制作者とギタリストの魂はどの辺りに感じられるでしょうか。
ぜひご来店いただきお感じになって下さい。



ではまた。
by MODA


レノン好きにはコチラコチラ
ロビー・ロバートソン・マニアにはコチラ
そしてオヤジたちは新装ZIPPAL HALLのイベントに集合なのだ!
きれいなお姉様にはエレピを見てほしいのだ


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  • 2011.05.08 Sunday

 Dr.Kのカントリー・ギターテクニックセミナー&ミニライブ 本番編

20110502drk3.jpg


高田に代わりまして本番編を受け継ぐことになりました、iです。よろしくお願いいたします。

実はこのブログの下書きを書いたのが2011/3/5でした。3月のセールも間近に迫り、12日からのレゲエマスター・フェアに備えていろいろ準備していたそんな矢先、未曾有の震災に襲われました。当店の被害は軽く済みましたものの、皆さんご存知の様に東北地方ではとんでもないことになっており、なんと申し上げたら良いのか言葉になりません。本当に、亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被害にあわれた方々には一刻も早く普通の笑顔が戻ります様心から願うばかりです。

そんなわけで、あえて自粛していたとは言いませんが、とてもセミナーリポートなどを立ち上げる気も起きずに2ヶ月が過ぎました。でも中途半端で終わらせるわけにもいきませんので、だいぶ遅れて本当に申し訳ありませんがリポートの続きを書かせて頂きました。以下宜しくお願いいたします。



20110502drk1.jpg高田もリハーサル編で書いておりました様に、徳武さんはもちろん六川さんや孝音さんのお人柄のおかげで大変なごやかムードでリハーサルを終えたわけですが、時間もさしせまり、いよいよ本番に突入です。
最初から結果を申し上げますと、本当に素晴らしく温かいイベント内容でした。たぶんお客様も満足されて帰られたことと思います。ただし、ひとつ反省点をあげるならば、もっといろいろな世代のお客様に観ていただきたかった。これは私どもがこうしたイベントをまだ始めたばかりであるということ、つまり私どもの力不足でやや動員不足であったこと。
イベントの内容からしてみたら本当にもったいないことをした。それが個人的に率直な感想ですが、何度も申し上げます様に、イベントの内容自体は大変素晴らしいものでした。くどいですね(笑)。

高田のご挨拶からイベントが始まり、最初にお一人でステージに登場された徳武さんですが、一言目からさすがの余裕と申しますか、この様なイベントに慣れてらっしゃる感じですぐにお客様を引き込まれました。ただウチの場合は完全ライブハウスと申しますか、そんな感じですのでお客様の顔が徳武さんから見えないということで急遽客電ありのイベント会場的ムードに変更。
20110502drk2.jpg
最初にご自身のモデルの機能説明から入り、いよいよカントリーギターテクニックの解説です。解説はおもに3部構成で1部が終わる度に質問を受け付けるスタイルで進行しました。
細かいことは徳武さんの教則本やDVDにお任せするとして、私が感じたポイントは常に長3度の音と7度の音が強調されていること(つまりメジャー感を常に出している)、チョーキングは1音ではあまりしなく、もう1〜2音が常にどこかで鳴っていること(それをスライド的に聴こえるスチールギター・リックと言うらしい)、後は開放弦を混ぜた運指で音階を弾く為(クロマチック・リック)頭がこんがらがること(笑)。

最後に大切なことですが、カントリーと言えばブルーグラスを想像してしまいがちですが、50年代のロックンロール、すなわちロカビリーもカントリーの影響をモロに受けている音楽であり、むしろそちらに近いということ。
ブライアン・セッツァーのギタースタイルと言えば解りやすいかな??
ギャロッピングという右手の親指でベースを鳴らしながらのテクニックはラグタイムとも共通性があったり、2拍子というのもポイントだったり、あ〜〜なるほど…結局100%アメリカン・ミュージックなのだと実感納得でした。

さて、テクニック解説の時間が過ぎますとステージ上の徳武さんからお声がかかり、この日の私どもの宣伝をさせていただきました。そう「MOON レゲエマスター・ミヤジスペシャル」です。
僭越ながらステージ脇に私とMOON GUITARS社長の山崎氏と徳武さんで語りながらのプロモーションです。徳武さんはご自分の機材に繋がれて数本のレゲエマスターのサウンドをお客様に披露。場内がまたなごやかなムードに包まれました。本当にありがとうございます。

20110502drk5.jpgそして、いよいよお待ちかねのライブコーナーに突入。最初はご本人が作られたというカラオケをバックにベンチャーズを独奏です。エレキギターインスト=べンチャーズというのはある意味永遠普遍でしょう。こちらはどちらかと言えばベンチャーズに敬意を表してか、大胆なギターアレンジはなく、オリジナルに忠実にやられておりました。むしろ私はそのような姿勢に感激しましたが。まあベンチャーズを崩すというのはクラプトンのクロスロードのソロをアドリブで弾くみたいなものですから(笑)。

場も盛り上がったところで、ついにこの日のメイン、バンドでの演奏が始まります。
ギターインストです。前述しました通り、カントリーというと思い浮かぶのはブルーグラスであり、バンジョーやマンドリン、あるいはフィドル(ヴァイオリン)を交えた音楽、もしくはフォークみたいなものを想像しがちですが、そうではないです。
基本には当然そのようなバックグラウンドがありつつも、もっと大きい、ジャズやブルーズの要素が混ざり、一言で言うならアメリカンミュージックの集大成的サウンドです。50年代のロックンロールの香りもほのかにしましたが、かといって暑苦しくなく、非常に清涼感のある心地の良いスウィングしたグルーブが場内を包み込みました。
徳武さんはもちろん、孝音さんの抑えながらも要所要所でしっかりとメインをサポートするギターには、ミュージシャンにとって必要である大切な何かが若いのにすでに形成されていて、さすがだと感じたり、また親子の共演ですのでその息の合い方が半端でなく心地良いのも印象的でした。
六川さんのベースはシンプルながらも非常に力強いグルーブを醸し出しており、しっかりしたボトムが全体を支えながら躍動しておりました。
そして、この日急遽出演することになった多々良先生ですが、飛び入りのスネアとシンバルのみのセッティングで見事に徳武ワールドに馴染んでいたのには、正直敬服したのと、それよりなによりメンバーの方全員がアイコンタクトをしながらリラックスし、楽しそうに演奏されていたことに大変嬉しくなりましたし、それはお客様も同様だったと思います。

20110502drk4.jpg演奏が終わると、まだ熱が冷めやらぬお客様と私たちスタッフのためにアンコールまでやってくださいましたが、なんと自ら私共のレゲエマスターに手を伸ばし、徳武さんと孝音さんお二人で使用していただきました。さすがこのあたりのサービス精神にプロを感じずにはいられませんね(笑)。

そんなわけで大盛り上がりでこちらのイベントは終了!!
全てが終了し、徳武さんがお帰りの際に、MOON GUITARSの山崎さんとの話の中で、当店のレゲエマスター・デラックスのサウンドが気に入ったという話になり、おそらくそのうちステージに登場するかもしれません(笑)。


というわけで、まだまだ私共も至らないところが多々ありますが、今後もこのようなイベントをたくさん打っていこうと考えております。実際に現役のミュージシャンを近くで見ることは、きっと皆様の音楽ライフの何らかのお役に立てると信じております。
今後とも宮地神田店、また当店2FZIPPAL HALLを宜しくお願いいたします。


尚、宮地楽器神田店2F ZIPPAL HALLが2011.5.15装いも新たにリニューアル・オープンいたします。詳しくはコチラを御覧下さい。


MOON レゲエマスター・ミヤジスペシャルの動画もアップされました。当日のステージの雰囲気が御覧頂けます。コチラへどうぞ(商品をクリック)。

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  • 2011.05.02 Monday

この記事は2011.05.01 Sundayに書かれたものです。

 こんにちは。


世はゴールデンウィーク。ニュースでやっていましたが、今年は旅行に出かける人数が減少しているそうです。ムリもありませんね。
こんなときは久しぶりに使わなくなっていた楽器を引っ張り出して、歌でも歌ってみましょう。
少しは日常を離れることができるかも知れません。日常を離れることが旅ならば、それも手軽な心の旅といえるかも知れません。


さて、この「ロック弦」ブログをご覧いただいている方はギタリストの方がほとんどと思いますが、今日はちょっとピアノのお話。                                                              

stage_image.JPG





       RHODES MK1 STAGE 73



以前にこのブログでご紹介したことがありますが、ギタリストにも楽しめるエレクトリック・ピアノ「RHODES」、「WURLITZER」。
この度宮地楽器では、なんとこの種のヴンテージ・エレクトリック・ピアノばかりを集めた専門店をオープンすることになりました。

その名は「WURLY'S」。
ウーリーズと読んでください。場所は神田店のすぐ隣、宮地楽器アネックス1F。
オープンは
5/16(月)。
ワンフロア全てがエレクトリック・ピアノ
という専門店です。
rhodes_image.JPG

*画像は前回のイベント"RHODES GARDEN"時のもの


RHODESピアノは70年代のヴィンテージものから最新のマーク7まで多数展示、
WURLITZERも人気の200A、200、またカラーものなどここでしか見られない充実のラインアップでお待ちしています。
WURLIIMAGE.JPG


また、日本初上陸となる"第三のハンマー・アクション・ピアノ”
VINTAGE VIBE TINE PIANOもお目見え。
ローズ・ピアノのような機構を持ちながら、ウーリッツアーのような可愛いルックスで、ローズやウーリッツアーが作り上げた数々の名曲の歴史を、これからまたスタートさせる予感がします。

vint_tine1.jpg








VINTAGE VIBE
TINE PIANO









過去何回か当店でヴィンテージ・エレクトリック・ピアノのイベントを開催させていただきましたところ、
多くのキーボーディストにご好評をいただいておりましたが、実際にお買い上げいただきましたお客様はギタリストが多く、驚いておりました。
それもそのハズ、RHODESやWURLITZERは音色が愛らしいだけでなく、コードを白玉(全音符)で弾いたときの和音のぶつかり具合や、それにトレモロをかけたときのタイムスリップ感など、簡単なコードを覚えれば誰もがポップ・ピアニストになることが出来る、そんな楽器なのです。

何も、難しいフレーズを弾く必要はありません。maj7th系とか9th系のちょっとシャレたコードの押さえ方を覚えれば充分楽しめます。なんちゃってキーボーディストも大歓迎!

5/16(月)〜5/31(火)まではオープニング・セールを開催。
RHODESにつなぐ空間系エフェクターや、70年代のヴィンテージ・ギター、エレピを録音するDAWセットなど、プレイヤーの視線に立ったアイテムが大集合します。

ぜひ一度遊びにいらっしゃいませんか?

お待ちしています。

by MODA

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  • 2011.05.01 Sunday

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