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書いた記事数:1295 最後に更新した日:2024/02/08
この記事は2011.01.22 Saturdayに書かれたものです。

 年末年始とバタバタしていたのが落ち着いたと思ったら、今度はワタクシの周りがインフルエンザでバタバタと。
皆様今年はずいぶん流行っていますので気をつけてくださいね。

さて、本日ご紹介いたしますのはmus_zenkei.jpg
1964年製FENDER MUSTANG。

レオ・フェンダー氏が健康上の理由からCBSにFENDERを売却したのが1965年1月。MUSTANGの誕生は1964年の夏前。それを考えるとFENDERギターの開発者としてレオが最後に創ったのがMUSTANGと云われています。

60年代のFENDERは今でこそ高額で取引されていますが、当時はBEATLESに代表されるようにイギリス系のミュージシャンが使用しているハコものが大流行、ジミ・ヘンドリックスの出現まではソリッドギターは見向きもされないという、今では信じられない時代でした。

あのストラトキャスターでさえも当時はフラッグシップ・モデルではなく、何とかミュージシャンの需要を満たそうと毎年のように仕様変更がされておりました。
さてMUSTANGもそんな中、中級クラスの需要を満たそうと独自に開発されたモデルでした。


木部の構成、特にネックは上位機種であるSTRATOCASTER,JAZZMASTER,JAGUARなどと同じくメイプルにローズウッド指板を貼り、ボディはコストを考えてかポプラなどが使用されました。
mus-jacaranda.jpg
しかしネックは当初入手が比較的簡単だったハカランダが使用されており、こちらの64年製も一目見てそれとわかる黒々としたハカランダが使用されています。

こちらのMUSTANGはネックデイトが64年の8月となっており、ヘッドのロゴもMUSTANG最初期のものです。mus_head.jpg

フェンダー・ギターのヘッドのパテントナンバーを見てゆくと、PAT.PEND(特許出願中)とあるものが翌年のモデルには特許番号が記され記載が増えてゆく。そんなところを見るのも楽しいものです。(パテントナンバーはオフセット・コンターの特許番号だったり、イナーシャー・ブロックの番号だったりとMUSTANGと関係ないものばかりですが)


さて、一方ハードウェアは中級モデルでありながら流用パーツがほとんどなく独自なものが多いです。
まず、フロント/リアで位相が異なる新開発のシングルコイルを2つ搭載。スイッチによりフェイズ・イン/アウトを選択でき、それぞれ独立したシングルコイルとして使うのはもちろん、フロントとリアでの擬似ハムバッキング(フェイズ・イン)、またはフェイズ・アウトでのサウンドなど、実用的にアレンジされたレイアウトとなっています。


さらに特筆すべきはダイナミック・ヴィブラート。mus-vib.jpg


フェンダーの製品の中で、いや、あらゆる世界中のギターの中でもこれほど軽いタッチと大幅な音程変化をもたらすユニットはないと言ってもよい位の機構。

当時のレオ・フェンダーの力の入れ様を感じずにはいられません。その後ミュージックマン、G&Lと渡り歩いたレオですが発表するギターがいずれもMUSTANGのDNAを感じさせるシェイプになっている気がします。




FENDER 60Sのそれまでと、その後の方向性の端境期。そんな1964年製のMUSTANG。
あなたもそのオーナーとなってフェンダーの歴史を味わってみませんか?


商品ページはこちらをご覧下さい。


 

 

 

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  • 2011.01.22 Saturday

この記事は2011.01.16 Sundayに書かれたものです。

NAMMに行っている宮地楽器スタッフSAWAから続報が届きました。
今日はアーチスト特集!
日本では大枚を払ってコンサートでしか見られない大物ばかり。ではどうぞ。
paulguilbert_2.jpg
ポール・ギルバート。いつもどこでも気さくな人ですね。日本も大好きです。

uli_21.jpg 
ウリ・ジョン・ロート。永遠に変わらないルックス。永遠に変わらないフレット数。

nuno_2.jpg
ヌーノ・ベッテンコート。この人は我々日本人のように小柄で会場で見つけるのは難しいです。この人を前にして、ギター弾きは「自分は手が小さいからヘタ」っていう言い訳はできません。

engwei_2.jpg
イングヴェイ・マルムスティーン・デラックス(笑)。近寄りがたいオーラがありますね。


michelshenker_1.jpg
遠くの山上に神々しく後頭部を出されているのは、”神”マイケル・シェンカー。
やはり庶民にはその姿を容易に見せることはできないのか.....。

steviewonder_21.jpg
と思えば、こちらは神を超えた存在のスティービー・ワンダー。このRHODESを演奏している画像を見ただけで私のアタマには "You're the sunshine of my life"のイントロが流れました。

magichour_1.jpg

まだまだ沢山の画像が届いていましたが、本日のご紹介はここまで。
外はカリフォルニアのマジック・アワー。
どこまでも青い空の下ですが、スタッフは時差と戦いながら3日間屋内の会場で歩きづめ。
よい楽器をお届けするために本年も頑張りますのでよろしくお願いいたします。

ではまた。
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  • 2011.01.16 Sunday

この記事は2011.01.14 Fridayに書かれたものです。
世界最大規模の楽器見本市であるNAMMショウが現在アメリカ・アナハイムで行われています。
宮地楽器ではSAWAを現地に派遣、取材を行っております。
今回の目的は主にDAW機材の新製品発掘なのでギター関連は少ないですが、撮って出し画像をどこよりも早くご紹介いたします。


entrance.jpg 
まずはエントランス。この画像にある部分は全体のほんの一部。ものすごく大きな会場です。



TUURO.jpg
内部はこんな感じ。みんな、どのブースから見ればいいか悩みながら歩いています。

MORSE.jpg
毎度お馴染みのスティーブ・モーズ。

BILLY1.jpg
ビリー・シーンもNAMMに欠かせないレギュラー陣の一人ですね。

GENE_1.jpg
おっと。このベースはジーン・シモンズ。絶頂期に出ていればよかったなあ。このベース。きっと本人も必ず来場することでしょう。

ibanez_namm1.jpg
IBANEZのショウ・モデルらしいです。フレット数は30くらい!

SG_FLAME.jpg
おおっ、久しぶりの大作か!ヤマハSGのフレイム・トップ。これは期待できそうです。

BLUELINE.jpg
大好評のAVID ELEVEN RACKについにベースアンプのシミュレーションが登場!


さてNAMM第一報は現地から送られてきた沢山の画像からピックアップした速報でございました。
DAW、PA関連のブログはコチラからどうそ。

また2日目、3日目の画像から気になったものはご紹介します。ではでは。
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  • 2011.01.14 Friday

この記事は2011.01.09 Sundayに書かれたものです。

あけましておめでとうございます。

お正月も10日くらい経ちますと、そろそろ本気で日常を取り戻さないといけませんね。
ワタクシ永年この仕事をしています関係上、年末は31日まで年始は3日から働いておりますので正月気分に浸ることあまりないのですが、食べ物だけは人並みに正月メニュー。
少ない休みでも飲み食いだけは人並みで、暴飲暴食のツケだけはしっかりとまわり、冬季特別割増で体重増。1月中には人生初のメタボ指導検診を控え、恐々としております。

さて、11年最初のご紹介はお正月ですので何かおめでたいギターはないかと
思っておりましたところ、こんなギターが入荷いたしました。


vox-mk3-red-01.jpg


VOX MARK3 WITH BIGSBY



 




なにがおめでたいって、色が紅白。
丸いボディが紅白でお正月らしい。   ...少しムリがありますでしょうか。

見た目は1960年代のブリティッシュの雰囲気につつまれています。
ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズがこれのホワイトを使ってから
世界的に有名になり、日本国内ではムッシュかまやつさんが使用しておりました。


そんな60年代のビザール系なVOX MARK3ですが、こちらのギターは1990年代に限定で製作されたレプリカもの。
見た目は60年代そのままですが、秘かに新しいエッセンスも投入されています。

たとえば現代風のネック・グリップ。
ラウンドUシェイプになっていてどんな演奏スタイルにも対応できそうです。
ビザール系のギターにありがちな、クセだらけのネック・グリップとは一線を画しています。


また、こちらのMARK3はビグスビーつき。vox-mk3-red-08.jpg

普通ビザール系ギターにビグスビーをつける場合、ブリッジがTUNE-O-MATICタイプのままなのが多いのですが、こちらはローラー・ブリッジとなっており、アーム使用時のチューニングの狂いも少なくなっています。

vox-mk3-red-06.jpgサウンドはフロント、リア単体で出力した場合はもちろんヌケのよいブリティッシュ・サウンドです。

ワタクシが気に入りましたのは、センター・ポジション。
ヌケのよさはそのまま、鈴鳴りの心地よいサウンドが身を包みます。

このままいつまでも弾き続けたい気持ちでいっぱいになりますが、
座って弾くのはストラップをつけていても10分が限界です。(笑:フツウ楽器屋がこんなことは書きませんよね。)

でもストラップをつけて立って弾くときの安定感は思いのほか良いもので、
ギターがずれたりせずステージでも困ることはなさそうです。
立って弾くときの限界はフツウのギターと同じようです(笑)。ちょっとクランチさせたアンプに軽くリバーブをかけ、立ったまましばらく弾いて悦に入る。そんな使い方が気に入っています。
トレモロなんかもいい感じでノッていきます。


この強烈な個性。美しいサウンド。ぜひ一度体験されてみてはいかがでしょうか。

ではまた。

                                                                                     ブライアン・モーダ

 

 

 

 

 

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  • 2011.01.09 Sunday

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