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書いた記事数:1295 最後に更新した日:2024/02/08
この記事は2008.05.18 Sundayに書かれたものです。
ここまでブティック系の歪み系エフェクターが多種発売されると、ある意味混沌としてきて、悪く言えばどんぐりの背比べ、よく言えば(?)自由競争下の自然淘汰?と言いましょうか、今後は良いモノのみが残っていくことになるでしょう。
良いモノとは使う側の好みで決まってくるので、ある人には良いモノでもある人には悪いモノにもなるわけですが、その中でも個性的に特化していて、その支持者の多いモノに関してのみ良いモノとして後世に残るのではないでしょうか。ただし時代の価値観が後からついてくるモノもありますのでいちがいには言えませんが(苦笑)。
たとえば例を挙げれば、Ibanez TS-9(808)に関しては本当に好き嫌いが分かれます。しかしながら近年、内外のブティックメーカーでここまでリメイクされている、あるいは製品の設計ベースとなっている歪み系というのも他に例を見ません。ということは、それだけ現在の支持率が高いということにもなり、(全体的に見れば)良いモノと判断してもよいかと思われます。

しかし、一口に歪み系エフェクターと申しましても、それにしても数が多過ぎです。当店で扱っている歪み系も全体の中で言えばごく一部でありますし、次から次へと発売される機種を全てチェックするなどということは不可能に近いです。いや、不可能です。
そこで当店の場合、何を基準に本体を取り寄せ、まずはサウンドチェックをするところから始めるのかと申しますと、

1.当店の客層に合った商品であるか?どうしても客層はある程度は限られます。
2.常連のマニアの方、あるいはプロギタリストの評判や噂。
3.音楽雑誌の記事や、内外問わないプレイヤーの足元の写真。

これらによって大まかな商品を絞り込み、取引のある業者からはモノを借りてみたり、たとえばLANDGRAFFなどは噂や評判を聞きつけ、コチラから輸入代理店にアクセスし、新たに取引を始めたところもあったりします。

さて、そこで自分にはどのような歪み系が合っているのか?という素朴なというより究極な問題を常日頃からお考えになっている読者の方も多いかと思われます。それらの問題に対して、お答えは出せないまでも何らかのヒントになればと思い、当方の独断と偏見に満ちた(笑)歪み論をコチラで展開したいと思いますので、ご参考頂けたら幸いです。


では始めます。まず、いきなり本題に突入する前に、少し確認したいのがエレキギターはアンプと込みでひとつの楽器ということです。そんなの当たり前ぢゃん!と言わないで下さい(笑)。仮に想像して頂きたいのが、たとえばレコーディングにおいてマイクを使いますが、ヴォーカルなら口元に、管楽器や弦楽器なら楽器のそばにマイクを立てますね?ピアノもそう、打楽器もそう、アコースティックギターもそうです。しかし、エレキギターは違います。楽器本体でなくアンプの前に立てるのです。つまりヴォーカルでいう喉や口にあたる部分がエレキギターのアンプということになります。
そう考えるとエレキギターとアンプの組み合わせがその人の声、つまりギタリストとしての音となるわけで、どのアンプを使うのかは実はエフェクターを探すより圧倒的に重要になってくるわけです。そこをまず念頭に入れて、本題をご一緒に考えて頂けたらと思います。

さあ、ギターとアンプの選択が決まったとしましょう。それだけの選択肢ですでにひとつの個性が出来上がってしまいます。たとえばレスポールとフェンダーアンプ、テレキャスターとマーシャル、リッケンバッカーとオレンジ…といったような若干王道の組み合わせからは外れたマッチングであったなら、すでにサウンドは個性的であるし、この時点でその組み合わせのクセというものが存在してきます。ここは非常に重要なところです。
回りくどくもう少したとえばの例を挙げますと、ケーキを想像してみて下さい。食べるケーキです。ギター&アンプを仮にケーキに例えますと、まずスポンジがギターです。カタチ、大きさはある意味どのようにでも創れますね?そしてそこに塗る、あるいは間に挟む生クリーム…それがアンプです(チーズケーキのように生クリームでなくてもよいのですが、苦笑)。
ハイ、もうお分かりと思いますが、すでにここで味やカタチ、触感(食感?)のベースは出来てしまっています。人によってはこれだけで十分という方もいるでしょう。これがケーキ本来の味とも言えますし、食べ方はその人の好み、自由ですから。

さて、ケーキのベースが出来上がったところで、そこにプラスするデコレーションの部分。たとえば生クリームの素材と全く同じクリームをそのまま使い質感をリッチにするとか、スポンジと生クリームとマッチングの良い何か違ったモノを使用するでも良いのですが、それが歪み系エフェクターと言えるのではないでしょうか??
でっ、ついでに申し上げますと、例えばクリスマスケーキの場合ですが、サンタクロース等の飾り物やロウソクetc…は空間系エフェクターと言っても良いかもしれません(苦笑)。

次回に続く。

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  • 2008.05.18 Sunday

この記事は2008.05.11 Sundayに書かれたものです。
現在でこそ当たり前になっておりますディストーションサウンドですが、60年代の途中まではこの世に存在しておりませんで、ではどのようなサウンドが主流であったかと言えばいわゆるクランチサウンドかクリアーサウンドでした。たぶん当時はエレキギターという存在そのものがロック的であり、楽器の音を電気で増幅してスピーカーから出すという行為そのものが十分にアバンギャルド(死語?笑)だったので、音質に対してはギターとアンプの組み合わせの差?くらいで、現在のように多様化はしておらず、単純に音量を上げて(PAというものもない時代でしたから)自然とファットに軽く歪んだ音とボリュームを絞った時にはクリアーな音がするくらいのサウンド認識だったはずです(バリエーションとしてはリバーブとトレモロくらい??)。
ところが、50年代後半〜60年代前半のイギリスの若者がアメリカのブルーズという音楽にのめり込み始めてから話が違ってきて、ビートルズ、ストーンズ、ヤードバーズとR&Bそしてブルーズに感化されたグループが次々にデビューする中、いわゆるシカゴブルーズのエレキの音色、泥臭い独特の歪み感に目をつけたギタリストが登場してきます。そして最終的にコチラのアルバム「ジョン・メイオール&ブルーズブレイカーズ ウィズ エリック・クラプトン」においてその後神様と呼ばれる男が遂に一線を超えてしまいました。
それは何かと申しますと、アンプを完全にドライブさせてしまい、それまでの常識ですとノイズと呼ばれた音色でそのままアルバム1枚弾き倒してしまった(笑)。当然その過激なサウンドに回りは驚きましたが、そこは神と呼ばれる男、当時の白人としてはダントツのテクニックで弾きまくってしまった為、ナンセンスを常識に変えてしまったという訳です。スゴイですねー。
そしてそのサウンドマジックの秘密は、当時のイギリスのミュージシャンにすぐに知れ渡りました。つまりギブソン・レスポール・スタンダードとマーシャル・アンプという黄金の組み合わせを誰もが真似したそうです。
遂にここにディストーション・サウンドというものが確立されたワケです。

あー相変わらず話が長くてすみません(苦笑)。ここまでは前置きでした。


さてっ、ここからが本題ですが、よいギターを持っていると当然のことながらよいアンプが欲しくなります。そこでよいアンプとは何なのかを考えた時、いろいろあるとは思いますが、ひとつに伝統的である黄金のっ!(笑)マーシャルサウンドというものが挙げられると思います。
しかも、家で、それなりの本格的な音質、音圧で、弾けないものかっ!??今までトランジスタで小出力のマーシャルアンプは持っていたけれど何か物足りない。あるいはマーシャルは持っているけれど自宅ではほとんど使えない。あるいは小出力チューブアンプはあるものの、いわゆるプレキシと言われる頃の本格的マーシャルサウンドが出ない。等、悩みは様々だったのではないでしょうか…。
そこでオススメしたいのがコチラ!DENNIS CORNELLのその名もPLEXI SEVEN(写真手前)です。このアンプの最大の売りはそのリアルなプレキシサウンドはもちろんのこと、アッテネーターによる3段階(A=7w, B=1w, C=1/4w)の出力調整が可能な点。プリアンプ部のマスターVOLで最終出力レベルをコントロールするわけではないので(パワー回路の後にアッテネーターがくる)、むやみに音が細くならず、パワー管の鳴りも当然出力されます。
そして前述の通り、そのサウンドはオリジナル以上にオリジナルっぽいまさにプレキシといったサウンド!!良質なブースターを使用すれば、パンチが効いて艶のある最高のマーシャル系ディストーションサウンドが得られます。
ちなみにデニス・コーネルのツイードタイプのアンプCORNELL CUSTOM80を神と呼ばれた男(笑)は使用している(いた?)ようですねー。イングランド製のハンドワイヤードアンプ、一家に一台いかがでしょうか??(笑)
http://www.miyaji.co.jp/amp4.htm
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  • 2008.05.11 Sunday

この記事は2008.05.05 Mondayに書かれたものです。
当店でハンドメイド及びヴィンテージ&ユースドエフェクターを本格的に取扱い始めてから早くも5年が経ちました。相変わらずヴィンテージ、ハンドメイド系の問合せが後を絶ちませんのも、マニアックなお客様にいろいろと教えて頂いたり、業者の方々の協力があってこその賜物と考えております。

そして以前にもヴィンテージ・エフェクターフェア、ハンドメイド・エフェクターフェア、エフェクターバーゲンセールと何度かフェアを開催し、ご好評頂きましたが、今回久しぶりにエフェクターフェアを開催いたしますっ。その名もっ。
「ブティック・エフェクターフェア」


以前開催したハンドメイド・エフェクターフェアと何処が違うのかって??? 


…(汗)。

まあとにかく、今回も様々なハンドメイド系、と言いますかブティック系?集めますよーっ。そして今回は宮地楽器神田店30周年記念セールの一環として行う為、かなりウレシイ企画もご用意するつもりです。
まずはお目にかかれない、前代未聞の企画です。どうぞお楽しみに!!
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  • 2008.05.05 Monday

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