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FAX:03-3255-0382

 
この記事は2009.04.20 Mondayに書かれたものです。
普段エフェクターは使っておらず、音色は手元の操作で行うが、アンプの色を変えずに艶や音圧、ゲインを足したい

今まで7回、コチラで独断と偏見で私なりなお話を僭越ながら展開させて頂きました。そしてエレキギターという楽器はアンプと対、アンプがあって初めてひとつの楽器であるとくどいくらいに何度も申し上げてきたわけです。
90年代にMATCHLESSというハンドメイドのコンボアンプが出現した時、私の友人がそれを試奏して言った一言が「このアンプがあればコーラスとか、そういうちょこまかしたものはいらないな」でした。ではなんでコーラスという言葉が出たのか??私がわかる気がしたのは当然その友人も80年代に気合を入れて器材にはお金をかけていたわけです。当時はデジタルが最先端で特にラック式エフェクターに人気があったわけですから、真剣にバンド活動をしていく上では相当な額の金額をそれらに費やしていたに違いありません。

ところが初めて高級ハンドメイドコンボアンプを弾いた瞬間、まるでおいしいご飯と味噌汁に出合った時に感じる「シンプル イズ ベスト」を肌で体感したのではないでしょうか??それは一言で言うなら素材の良さというものでしょう。いくらゴージャスに着飾った食べ物でも、素の食材が悪かったりしたら見た目だけになります。つまり逆に言えば、友人はその時いかに自分が今まで出していた音が(エフェクターでことごとく加工していた音)、表面上の音の良さであった???と気付いたのかもしれません。

さて、高品質なコンボアンプが90年代になって注目され始めますと、本家FENDER USAからもVIBRO KINGのようなオールハンドメイドアンプが登場します。音楽シーンではシンセに代わってギターミュージックがまた王座を取り返していくのと比例して、内外問わず様々なブティック・アンプメーカー、そしてエフェクターメーカーも登場してきます。それらに共通して言えることは大体どのメーカーもその初期にはオールハンドメイド、ポイント トゥ ポイント配線であるということでしょうか。つまり、素材の良さ、作りの良さというものがキーワードになってきた時代になったわけです。そう考えますと、90年代に入ってからギターに限らずヴィンテージ需要が高まったのも頷けるわけです(アナログサウンドの太さや奥行き、温かみがあらためて見直されたということでしょう)。

するとその後に来る現象と申しますか流行というのも大体お察しがつく様に、いかにギターやアンプ本来の音をスポイルせずに活かしながらそこにより艶や輝き、そして奥行きや深みを与えられるエフェクター需要というものが出てくるわけです。それはエフェクター本体はもちろんですが、ケーブルだったり、あるいは電源ケーブルの類にもそのようなこだわりに対応する商品が現れ始めました。トゥルーバイパスという言葉が注目され始めたのにはそういった背景があるのかと思われます。


はいっ、前置きが長くなりましたが(苦笑)、以上のことから近年のブティックエフェクター・ブームにはその火付け役のような機種がいくつか存在します。 たとえばこちらのKLON CENTAURもそのうちのひとつであり、90年代初期に発売されて以降いまだに根強い人気があり、品薄状態が続いています。では何故これらのエフェクターたちが注目を浴び、その後に発売された数万もするいわゆるブティックエフェクターに人気が集中していくのでしょうか??これらの凄いところはその音質にあります。
こちらKLON CENTAURの場合ですと確かにミッドに寄ったレンジ感の歪みモノなのですが、特筆すべきはその音の太さであり、まるで大木が縦に山から傾れ落ちてくる様なインパクト(笑)、そしてタッチ&レスポンスの良さ、オーバードライブをブースター代わりに使った時に感じる「音が潰れてしまって前に出ない」といったストレスがほとんどなく、これの回路を通すだけで存在感のあるアンサンブルの中で“立つ”音になるところにその人気の秘密があるようです。 つまり「レベルの高いブースト機能」がこれらのエフェクターたちのポイントということになるのかもしれません。
というわけで、もう少し突っ込んだお話はまた次回。つづく…。



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