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この記事は2016.06.14 Tuesdayに書かれたものです。
Gretsch 2016 New ラインナップ その1 “Vintage Select Edition”
Gretsch 2016 New ラインナップ その1 “Vintage Select Edition”
2016 Namm Showで先行発表されていた GretschのNew プロダクトがついに日本国内の発売が決定!!



というわけで自転車で3分、代理店である神田商会さんへ遠路はるばるやってまいりました!!(笑)
Gretschはシグネイチャーモデルを覗いて、全体のラインナップが一新されており、今回から大きく分けて3つのカテゴリーに分かれています。(さらにElectromaticというシリーズもございますが)今回は、Gretschのクラシカルな魅力を現在に伝えるリイシュー(復刻)・シリーズである Vintage Select Edition についてレポートさせていただきます。

一見これまでのリイシュー・シリーズと違いがわかりにくいですが…。



共通するスペックとしては、全モデルに TV-JonesのP.Uが搭載されている点。

そしてこちら!!



これまで味気ないフィルムコンデンサーでしたが、新たに開発されたGretschオリジナルのヴィンテージ・スタイルキャパシター“squeeze box”を搭載!! オレンジの物はトーン・コンデンサー(トーンセレクター用に2種類)になります。 真ん中のブルーは“Treble breed”。マスターボリュームに取り付けられているハイパス・コンデンサーで、Ken yokoyama氏のシグネイチャー等に搭載されている“anti-dull circuit”を一つにまとめた物と思われます。これにより、マスターボリュームを絞った時にも高音成分が失われるのを防ぎます。(中身までは見れませんでした)デザインにも気合が入ってますね!!

では各モデルごとに見て行きましょう。
 
Gretsch エレクトリックの頂点に君臨する G6136 White Falcon!!


G6136-55 Vintage Select Edition '55 Falcon
G6136T-59 Vintage Select Edition '59 Falcon
1955年と1959年スタイルの2機種に厳選されています。一見してわかるのはカラーリングの変更。旧モデルは「ポリフィニッシュのモデルはピュアなホワイト」「ラッカー・フィニッシュ・モデルはかなり焼けたエイジ・ホワイト」でした。今回は丁度中間と言える「Vintage White」で統一されています。もちろん、どちらのモデルもラッカー・フィニッシュを採用。個人的にはこれまでの極端なホワイトよりも風合いが良く感じましたが、皆さんはいかがでしょう。

その他、特に大きなスペック変更があったのはダイナソニックP.U仕様の1955 Falcon
メイプルのラミネート・ボディーではなく、初期ファルコンに実在したレア仕様、ソリッド・スプルースのトップを採用



さらにボディーの内部に注目!!ちょうどブリッジの下ですが、こちらには支柱が有りません。その為、振動がボディートップに集中し、通常のラミネート・メイプルトップモデルと比較すると生鳴りが如実に違います。ハウリングの心配は否めませんが、非常に個性的なサウンドを演出するファクターとなっております。

IMG_7302.JPG

細かな部分ではジョイント部分のバインディング処理がヴィンテージに忠実になっています。
少しわかりづらいですが、左が新仕様。ジョイント部分の高音側にも施されていたセル・バインディングが無くなっています。
さらにマニアックになったファルコン2機種は要チェックです!!
 
ファルコンに続く上位機種
ファルコンに続く上位機種で、17インチボディーにロングスケールを採用したカントリークラブは1959年を再現。



G6196T-59 Country Club Vintage Select Edition(Cadillac Green Lacquer)
ご覧の通り“キャデラックグリーン”カラーがリニューアルされております。以前の濃厚なグリーンからややフェイドした深みのあるナイスカラーですね。こちらはグロスラッカー・フィニッシュを採用していますので、さらなる経年も楽しみな一本。



ビグスビーを始め、ゴールドパーツと相まって非常にゴージャス!!
2発のTVクラシックを搭載。1959年スペックなので“トレッスル・ブレーシング”を採用しております。
 
カントリージェントルマン&テネシーローズ!!
ビートルズファンとしては気になるカントリージェントルマン&テネシーローズ!!

IMG_7311.JPG

G6122T-62 Vintage Select Edition Coutry Gentleman
1962年スタイル、ダブルミュートでお馴染みのカントリージェントルマンはTVジョーンズP.U、コンデンサー等、共通のアップグレード以外に大きな変更は見られませんでしたが、嬉しいのはやはりPG形状がよりヴィンテージに近づいた事でしょう!!

IMG_7309.JPG

G6199T-62 Vintage Select Edition
いわゆるテネシアンの復刻ですが、こちらはよく見ると…ダミーFホールの縁取りが以前は真っ白でしたが、今回からバインディング同様にAged Whiteカラーを採用。さらにクラシカルなルックスになっていますね。ちなみにモデル名は63の方がシックリくるような、、、。



国内で需要は少ないかもしれませんが、12弦と59年スタイルもリニューアルされています。

G6122-6212 Vintage Select Edition
G6122T-59 Vintage Select Edition
 
看板モデルとも言えるG6120
続いては、看板モデルとも言えるG6120は2機種!!
どちらもラッカーフィニッシュにTVジョーンズP.Uを搭載。



G6120T-55 Vintage Select Edition '55 Chet Atkins Hollow Body

ウェスタンモチーフにGブランド、ディアルモンドP.U(TV Jones T-Armond)はデュアン・エディー等でお馴染みの55年スペック!!
ホロー感が強いボディー構造も再現し、フレームトップにゴールドパーツがゴージャス。

G6120T-59 Vintage Select Edition '59 Chet Atkins Hollow Body

ブライアンセッツァーでお馴染みの59年スペックに落ち着いたプレーントップを採用。
写真を撮り忘れましたが、FSRのG6120 1959ラッカーSPで再現されたネックジョイント部の“エボニーボタン”(ダミーですが)を復刻!!0フレットの採用等、ブライアンのシグネイチャーとは違い、ピュアなヴィンテージスペックを求められるならこのモデルです。
 
ロングセラーモデルG6118T
さらにロングセラーモデルG6118Tは1960年スペックでリニューアル。



G6118-60 Vintage Select Edition

61年以降ボディーは薄くなり、ダブルカッタウェイに仕様変更される6120とは違い、ホロー構造/ミディアム厚のボディーを保つアニバーサリーはヴィンテージでも人気があります。(ちなみにブライアンジョーンズは1964年と思われるフルホローですね)



お馴染みの2トーン・スモークグリーンのボディー。60年以降の仕様となるシングルP.U “TV Jones Hilo'Tron”を2発にこれまで22フレットでしたが、バインディング無しの21フレットと忠実に再現。過渡期スペックと言える59年のトレッスル・ブレーシングとの組み合わせも見逃せませんね。



以上がVintage Select Editionですが、ラインナップもシンプルにまとまっており選びやすくなった印象。
ピュアなグレッチファンには嬉しい仕様変更ばかりとなっております。
全てビグスビー搭載されているという点に昨今のビグスビー需要を感じますね。

発売まで今しばらくお待ちください!!
Gretsch 2016 New ラインナップ その2 “Players Edition”

担当:山田
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